サウスポーで実践してて思う事があります。
スパーリングで殴られるのって怖いです。
………何を当たり前な事を、と思うかもしれませんが、やっていていつもより怖いです。
今まで殴られても大丈夫だったので、痛覚が壊れているのかな、と思っていましたがしっかり健在でした。
そんな事を考えながら、サウスポーとオーソドックスの時を比較して色々な事を推測して実践できた事の紹介。
その内の1つは「視野」です。
(注 視野と視点で使い分けをしています。
視野 目で見えている全ての範囲
視点 目の焦点を当ててる部分)
オーソドックスの時であれば相手の足まで見えていたのに対して、サウスポーだと全然見えません。視点が相手のグローブに集中してしまいます。
もともと危険なものに視点がいくのは動物の習性です。相手のグローブに集中して、パンチによって近づいてきて視野を占める割合が増えていくのだから怖くない訳がありません。
その対策として、視点を相手のお腹あたりにずらすという事をしました。相手のグローブが視野の外側に入り、焦点を決めずに全体をぼんやり見るようにします。判断要素はグローブの動きだけでなく、相手の重心や足の動きも見て全体で判断をします。
この方法のメリットは視点を下げる事によって顎が引けてダメージが減る事や相手のグローブが視野の外側にある事により恐怖感が減る事にあります。
デメリットは慣れないと難しい事や面白さが半減しまう事ですかね。
ただ後者に関しては身につけてから視点を元に戻せば解消するので、一度は身につけるまでやってみる事をオススメします。
避ける動きやガードができないうちは視点をグローブに向けてしまうと怖いです。相手のグローブを視野の外側に入れるだけにとどめておくと恐怖感が和らぐかと思います。そこから避ける動きやダメージを抑える殴られ方を試していくと上手くいくのかなと思ってます。
是非実践してみてください。