人物紹介
息子:20代半ばのサラリーマン リモートワーク
嫁:保育士
Sくん:5才 保育園児
Aくん:1才 保育園児
夫:50代のサラリーマン リモートワーク
Black Cat:私 50代半ばの主婦 書き手
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私だったら…ですが。
連絡をもらって、急を要することならとりあえずわかっていることだけでも報告する。
わからないならわからないと発すればいい。わからない理由と共に、わかり次第報告すると添えて。
それだけで相手に安心してもらえると思う。
少なくともダンマリはあり得ない。
相手の不安な気持ちをどう取り除くかを考える。
大人として⋯当たり前のことだと思っていた。
そうじゃない人もいるんだなぁ。
でも、私の視点からすれば、
伝えなければならないことを無言でいられるのは本当に困る。
報連相ができない、しない人もいると理解する代わりに、それをされなくてもしなくても何も感じない側は、気になってそわそわする人もいると受け入れて欲しいと思うのは傲慢なのか?
「朝は〇時まで1階(キッチン・リビング・洗面所)を使わせて欲しい」
そういう依頼だった。
私はその時間まで部屋で待機している。
〇時になって階下に降りてもまだ子どもたちが食事中だったり
息子がキッチンで洗い物をしていたり…
いや、いいんですよ?
私が自分のルーテインを少し崩せばいいだけだから。
これとあれを入れ替えて…と頭の中で組みなおす。
でも、当然の様に占領することが腑に落ちない。モヤモヤする。
〇時の予定だけれどうまく行かない。
申し訳ないけれども30分ほどずらせないか。
そんな風に相談されれば
頑なに絶対守れ!と主張することも、無碍に断ることもしない。
折り合いがつくような折衷案を出してくれてもいい。
そうやってお互いを受け入れていかなければうまく行くものもうまく行かないってモンだ。
彼らの言い分はこうなのだ。
やってみなければわからない
いや、その通りですよ?その通りなんですけれど。
・わからないならシミュレーションしてみる
・結果、決めたことがうまく回せないなら相談する
・他にも利用する他世帯がいる←ここが一番重要
ってことは置き去りにされている。
こんなことがあった。
あまりにも報告も連絡も相談もないから、夫が息子に困っている旨を伝えたらしい。
どんな口調だったのかはわからないのだが、
息子から返ってきたのは
たまたま夫の出勤日にほんの10分ほど洗面所を使った時間があり、
そのことについて「報告がなかった、だから〇〇(嫁)が洗面所を使えなくて困っていた」だったらしい。
反論することだけは軽やかだ。
尤もらしいことは言ってるが、
だが待てよ
ここは夫の家じゃん
なんで家主が居候の嫁に
許可を得ないと設備が使えないんだ?
なんでも反撃できる立場にはないよね
報連相ができない人の特徴として
- 報連相のタイミングがよくわからない
- 怒られるかもしれなくて怖いから逃げたくなる心理が働く
- 報連相の重要性がわからないから後回しにする
- 自分でなんとかしよう、という責任感が強い
というものがあるらしい。
ちなみに発達障害がある場合はこちら。
- 何を 報・連・相 したらいいのか分からない
発達障害の人は、「そもそも何を報告したらいいのか?」「どの内容まで連絡しないといけないのか?」「何を相談して、何は相談しなくてもいいのか?」が分からないと言います。
- いつ 報連相 していいのか分からない
発達障害を抱える人は、 報連相 のタイミングを計るのが特に苦手だと言います。
- 誰に 報連相 すればいいか分からない
- うっかり報告を忘れる、気を遣いすぎて相談できない
- 全体像が把握できていない
特に自閉症スペクトラムの人の場合、気になった部分的な言葉だけをキャッチして、話全体の流れを理解できなかったりすることがあります
嫁に発達障害があるかどうかはわからないが、
息子が主導していると考えた場合(多分嫁はいちいち息子に確認しているのだと思う。依存体質気味。)、
《うっかり》報告を忘れる…というより報告すること自体を忘れているパターンと
《何を いつ 誰に》が全部わからずに報告しないパターンがありそう。
うっかりは誰にでもあるが、嫁は頻度が割と高い。
防ぐには①メモを取ること②メモを見返すこと をしてもらうしかない。
問題は後者だ。
これは、いちいちこちら側が
《これを いついつまでに 誰それに 報告してね》と伝え
その内容を忘れない様にしてもらう…しか手立てがない…ように見える。
他に手立てがあるなら…教えていただけないでしょうか……
さて、こちら側が骨を折らなければこちら側が困った事態に陥るから受け入れるしかなさそうだが
あちら側がどう対策するのか…がモンダイだよな…
ちょっと驚いたのだけれど、息子たちは休みの日を含めて年中LDK+洗面所+浴室使用時間を変更する認識だった。
だから休日出勤について報告がなかったのか…。
私たち夫婦の中では《その時間では嫁や孫たちが困る日は変更》=《嫁が出勤する日》のみの認識だった。
こんな齟齬を来すことは想定外だったから休みの日のことまで決めていなかった。
これって一般的にはどういう解釈をするものなのだろう。
息子がASDだとわかって以来、私は《普通は》《常識的には》《一般的には》が本当にわからなくなったのだ。
彼にはそれが通用しないから。
お休みの日は今まで通りにして欲しい、と希望を出した。
ちなみに今までの休日って私はいつもと同じ過ごし方をするのだけれど、
息子たちは私が一通りのルーテインを熟したあとで起きてくるような生活を送っていた。
なのに、ですよ?
何時なら空くのか、を事細かく聞いてきた。
なんでだよ
他の同居のご家庭のスタンスはわからないけれども少なくとも我が家は
一緒に住んでいるだけの別世帯、なのだ。
例えば私が寝込んだとしても、不在にする時でも何かを代わりにして欲しいとは頼まない。
わかった、と言いながらやらないのは分かり切ってるし。
部屋の掃除がされてなくてもトイレが汚れていても共用で使っているリネン類が洗濯されていなくても 、彼らが気にならないならそれでいいだろう(実際気になってないしね)。
体調回復後や帰宅後に私がちょっと手間がかかるだけだ。
それぐらい割り切った関係なのだ。
ビジネスライク、というなら
徹底的に、徹頭徹尾、ビジネスに徹してくれよ、と思ってしまう。
調子のいいところだけお願いするって何なんだよ、と思ってしまう。
いずれにせよ、こんな調子ではメンタルに影響を及ぼす。
しんどい。まじでしんどい。
あと11ヶ月、持つのだろうか。
私が細かいだけなのだろうか。