天神さまと丑
榴岡天満宮
言わずと知れた学問の神様、菅原道真公を祀る天満宮。
こちらも桜が美しい。
優(まさる)の丑
親子団らんで幸福を授ける撫で丑。
合格・英才開花・親子安全・子孫繁栄を祈念。
勇(いさみ)の丑
勇猛果敢な、邪気を払う撫で丑。
合格必勝・学業上達・連戦連勝・成績向上を祈念。
もうひとつ、参道脇に嘉永2(1849)年奉納の撫で丑が鎮座されてた。
天神様と丑
御祭神・菅原道真公は、承和12年(845)に誕生されましたが、この年は乙丑(きのとうし)でありました。
また、延喜3年にお亡くなりになりましたが、轜車(じしゃ)を「人にひかせず牛の行くところにとどめよ」との御遺言で、その場を墓所と定め、その場所が都府楼(太宰府の庁舎)の北東(丑寅)の方であったなど、多くの牛との関わりや伝承があり、天神さまには牛がつきものとなり、「神使(かみのみつかわしめ)」としてのつながりを持つようになり、撫で牛は御祭神とご参拝の方々をつなぐ大切な役割を果たしています。
その他にも、「道真公の命日、延喜3年2月25日は丑年の丑の日であった」、「道真公が太宰府に左遷の折に、時平の命を受けた追手が道真公に斬りかかった際、荒れ狂った白牛が飛び出し、追手の腹を突き刺した。これにより白牛にお乗りになって、御心安らかに旅立たれた」という牛にまつわる逸話が多数存在し、道真公と牛との関係が非常に深いことから、全国の天満宮、天神社には撫で牛が祀られております。
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すっごい迂闊な話なのだけれど、お詣りした後に撫でてみよう、と思っていたのに
すっかりしっかり失念
ここでもうっかり具合を発動
おみくじ、引いてみました…結果は?
おみくじがあった。
お花見みくじ。
下がっているさまがかわいかったし、鈴のお守りが入ってるとのことなので
引いてみた。何気に鈴の音が好き。
吉と出た。
総運の前半がお見通し感凄くて笑った
御言葉通り、挫けず取り組んでいこう。
桜色の鈴、かわいい
招福アイテムに水引飾りとあったからまんまとこちらも引いた。
こちらは大吉。
そりゃそうだよなぁ。運と縁に導かれてここに来れてるのだから。
頑張りすぎないで…
チカラの抜き加減がよくわからない私には
難しいけれど、心しておきたい言葉です。
菜の花の水引は金運上昇のお守りの様だから早速お財布に入れた。
御朱印をいただきました
お詣りを済ませて御朱印をいただきにいった。
御朱印帳を開いて渡すと
駒札を出され、しばし待つ。
「榊のかた~」と呼ばれて受け取った直書きの御朱印。
天神さまと言えば梅だけれど、桜天神と書かれている。
梅の中に桜が咲いている。
《さくら花 ぬしを忘れぬ物ならば
ふきこむ風に 言伝はせよ》 菅原道真
桜の花よ、お前が主人を忘れないのだとしたら、
咲いた時には吹く風に言づけて遠い国にいる私のところまで伝えておくれ
道真が大宰府へ送られる前に詠んだとされる歌。
置いていく桜を愛しんでいたんだなぁ。
九州にまで「咲いたよ!」って知らせに来て欲しいとは。
まだまだ榴岡天満宮のお話はつづく…