共有部分の掃除は全て私。

やる人が他にいないから。


掃除機は毎日かける。


きれいに見えてもダストボックスがすぐにいっぱいになるからゴミというものは毎日少しずつどこかにひそんでいるのだ。


ダストボックスに溜めたままだと《もうおなかいっぱいです》とばかりに赤信号を点し動かなくなる。


掃除機かける→ダストボックスにゴミが溜まる→ゴミの処理をする(→たまにダストボックスの清掃をする)は一連で私がすることに(勝手に)なっている。


こういうタイプのダストボックスで



下からゴミを出せても




この部分にゴミが着いたままになるから分解して取ることになるのだが、ここにおびただしい量のピンクを帯びた長い髪が絡みつくのだ。指で外していくしかない。

気持ちがいいもんではない。



風呂掃除ももちろん毎日の日課だ。


長い髪はここでも主張してくる。


床にへばりついていることは稀だがそこは流されていても行き着く先は排水溝だ。ここに漂流した髪が溜まっていく。これを処理するのも当然ながら私だ。驚くくらい渦巻いて溜まっていることがある。

浴槽に残ったお湯を排水しようとしても流れて行かないからキャップを外して確認するとここにもいる。ここは小さいから取り辛い。


 

 こういうのを付けてます。



もちろん人間誰しも毛は抜ける。


私だって抜ける。


だけど自分で処理しない・できないならショートカットにでもして欲しい。まじで。



時々子どもに翻弄されて「はげそう」と嘆いているが世のお母さん方とは比べものにはならないくらい生温い育児しかしてないくせにそんな比喩を出すなよと思う。


私は嫁の、長い髪が嫌いだ。