嫁は凄く器用だ。

 

私はすごく不器用で

どれだけ不器用かっていうと

紙がまっすぐ切れない。

ぎざぎざに曲がる。

30年近く主婦やってて

千切りが均一に切れない。

バラバラ。

 

それでもビーズやレジンで

アクセサリーを作るのに

ハマったりもしたけど

 

息子から当時彼女だった嫁も

同じ趣味があるよ、きっと話が合うよ

と言われていたけど

嫁の作品見て格が違いすぎて

まるで和菓子のようにきれいなアクセ見て

恥ずかしくなって全部処分した。

 

それぐらいの器用さ。

 

夫に「(器用なんだから)子どもにおもちゃでも作ってあげればいいのにね」

「私も(不器用だけど}作ってあげたよ」

と言ったら

 

「ぐちゃぐちゃのやつね」

 

と言われた。

 

傷ついた。許せないと思った。

 

その通りなんだけれど

不器用なりに愛情込めてた。

 

夫は器用でアイディアマンなくせに

子育てには関心がなくて

自分がラクになるためのグッズは作っていたけど

何か息子を楽しませるためのものを

作ってあげるなんてほとんどなかった。

 

そんなヤツから言われたくなかったし

不器用なことを気にしているのを

知らないわけでもないのに

そこをそんな言葉で貶すなんて。

 

 

 

 

あとから夫からLINEが送られてきた。

 

私が嫁や息子の、

家族に向き合う態度への

不平や不満を

夫に愚痴るのが過激すぎて

イヤな気分になったと。

 

仕事で悩んでいる時だから

なおさらだと。

 

モノ申す系や私人逮捕系のようだと。

 

でも言ってはいけない言葉だったから

取り消して謝りたいと。

 

 

 

息子らが気づかない・気にしない・気遣わないところは本当にたくさんあって

家族の中では私が一番気づいてしまうし気になってしまうしそうしたら家族が心地よいようにと行動してしまう。

 

しかし年頭で誓ったほどうまくは行かず

それが増えて行けば増えていくほど

こんなことすらも気づいて行動してもらえないのかと悲しくなったり情けなくなったり

自分が便利に使われているのではという

気持ちにさえなる

 

が、自分の中で不満を漏らしそっと悪態をつくことで浄化させるにとどめるようにしている。

 

 

気づかなければ行動には移せないし

気づいたところで気にならなければ行動には移さないし誰かがやってくれていることに気づかなければ感謝の気持ちは持てないし

それがやってもやらなくても関係ないと思っているなら感謝の気持ちは持たない。

 

 

共感がない世界とはこういうものだ。

 

 

ただ、子ども(孫)たちへの接し方は

胸が痛むことが多く

できる環境に置かれている、

置かせてもらっているのに

やらないことに殊更腹が立っているのは

事実だ。見ていてイラつく。

 

子どもらの言動に対し

嫁が零す言葉や息子らが𠮟りつける場面を見聞きするにつけ

なぜ子ども(孫)らそのような言動をするのかの理由も普段の接し方から何となく原因が透けて見え、

 

それを夫に愚痴としてこぼしていた。

 

 

 

夫だって

いくら頼んでも手入れをしない

なんでもかんでもやりっぱなしにする

やりやすいように手を貸しても

いつのまにか放り出される

忠告してもわかりましただけでスルーされる

その時だけは動いても日が経つにつれ

やらなくなる…

 

などと私に愚痴っていた。

 

私が罵倒される直前まで。

 

あっと言う間に手のひら返しだ。

 

迂闊に会話もできない。

どんな言質を取って来るかわからない。

 

 

 

かつてから夫は家庭内に起こっていることに

向き合わないスタンスを取っており

育児で奮闘している時も

アスペルガー特性全開の息子から

私が責められている時も

挙句、心のバランスを崩した時でさえも

 

仕事が大変、仕事で悩みがある、仕事がしんどい、


ほんと仕事で悩んでるんだよ

 

と助けてはくれなかった。

 

ギャンブルに逃げたことですら

仕事が大変な時で家庭内の問題にまで

向き合いたくなかったからと

あとになり言っていた。

 

仕事を持ち出されると

専業主婦の立場では

かなりのパワーワードとなり

 

自分で消化していくしかない…

となっていく。

 

要は関係悪化を好まず

問題解決はしなくても

火の粉が降りかかりさえしなければ

それでいいのだろう。

 

今の息子夫婦との関係性もそうだ。

 

自分の心を守りたい…

 

という大義名分のもと

直接忠告と言う形を取ることはないし

私にもスルースキルを身に着けることばかり

勧めてくる。

 

 


LINEの最後には私の心が

再び壊れないか心配だと記されていたが

 

そんなのはただの形だけだ。

 

本当にそう思っているなら

愚痴を窘めるためだとしても

そのとっかかりにも

人を傷つけるような言葉は出てこない。

 

ただ自分に酔ってるだけだ。

守りたいのは自分だけだ。

 

孫のことは守ってあげたい

 

と言いながら安全圏の外には出ない。

 


 

夫に息子たちのことを

何か言うことはやめることにした。


ここで吐き出してお終いにする。


酷い愚痴で陰口みたいで

少ないけど読んでくれてる読者さんに

申し訳ないな。


ごめんなさい。


もっとアクセス減っちゃうかもな。


仕方ない。

どこかで吐き出して

心を浄化していかないと

身が持たない。




でも


一番守りに入っているのは


攻撃受けたくなくて

傷つきたくなくて

気がついているのに

見て見ぬふりして


彼らに向かっていかない


私なのかもしれないな。