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人物紹介

息子:20代半ばのサラリーマン リモートワーク

嫁:保育士 育休中

Sくん:4才 保育園児

Aくん:1才

夫:50代のサラリーマン リモートワーク

Black Cat:私 50代半ばの主婦 書き手

詳しくはこちらをどうぞ→☆彡

 

嫁がここのところ、リビングで

ちくちく何か作っていた。

昼下がりや夜寝かしつけのあと。

 

てっきりハンドメイドの副業かと思っていたら

そうではないことが判明。

 

趣味のイベントに持参する

推しぬいだ。

夜毎ぬい活に勤しんでいたのだ。

 

家事や育児の合間に何をしても

それは自由だと思う。

 

でも、嫁は相変わらず

手抜きの家事と、

子どもたちと向き合わない

中途半端な育児を続けている

…ようにしか見えない。

 

実際、作業中は

リモワ中の息子が部屋で

Aくんを監視?していた。

息子もそれを容認していた。

それどころか「やってていいよ」

と言っていた。

 

ぬい活だけではなく、

色んなグッズにデコレーションを施し

きれいに変身させていた。

 

こういうところは本当に器用だし、

唯一尊敬もしている。

ただ、そのスキルを

何故育児に向けることができないのか…

心が痛む。

子どもたちにおもちゃでも

作ってあげたなら

記憶の中にいつまでも残ると思うのだが。

 

自分の都合でしか

そのスキルは発動されない。

 

 

 

 

 

週末、Sくんは保育園を休み、

両親の趣味であるイベントへ

出発していった。

 

この日、保育園では

クリスマス会が催されたようだ。

 

Sくんの口から何度となく出ていた、

絵本の題名。

 

それはクリスマス会で披露する

劇で使用されたお話だったらしい。

 

嫁は保育参観の日に、

ゲネプロ?を

観劇してきたらしい。

 

だけれど…

 

一生懸命練習してきたものを

クリスマス会で演じて

クリスマス会でたくさんのお友だちに観てもらって

クリスマス会をお友だちと楽しむ。

 

それが子どもにとって

どれだけ大切でかけがえのないものなのかを

考えることはなかったのだろうか。

 

 

ひとつの劇を作り上げるという作業は

子どもたちに

協力すること

物語を理解すること

出来たという達成感

多くの人に披露する誇りや喜び

色んなものを残すと思う。

成長の大きな機会だと思う。

 

それを親の勝手な都合で失った。

 

お泊りができて

Sくんもそれなりに楽しんで帰ってきた。

 

それはそれでよかったと思うが、

お友だちと作り上げる思い出が

ひとつ潰されてしまったことは

かわりない。

 

 

親のイベントの方が先に

決まっていたのかもしれない。

キャンセル料が発生するのかもしれない。

 

だけど、

子どものイベントとダブルブッキングしたなら

 

親として

どちらを優先させるべきなのか

 

立ち止まって考えて欲しかった。