ひさびさ | murmur light menthol

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ひとりごと日記。

超ひさびさにログインしたー
ブログ、書くことないけど書いてみる

夫の花粉症がかわいそうで、拭き掃除に精を出す日々です
換気したいけど花粉が入りそうで躊躇してしまう

だから雨の日、小降りの時をねらって窓を全開にする
春先に降る雨ってなんでこんなにホッとするんだろう

春の雨は、すごく淡々としてる
暗くないけど明るくもない、なんでもない、ただの雨

夏の雨は、そうだなぁ…お祭りみたいだ
人間に例えるなら、足が速くておしゃべりな女の子

嫌いじゃないよ、そうゆう子、嫌いじゃないって言うか憧れる
憧れの人と仲良くなるのは難しい
近づくのに、ちょっと勇気がいるね

派遣の職場がひとつ終わった
忙しくて明るい職場だった、みんないい人だった
でも終わったら本当にホッとした
気付いたらクタクタに疲れていました

きっと私には明るすぎる職場だったなー

すごく憧れちゃうようなステキな人と出会った時
私は逃げたくなっちゃうんだなー
そのことを思い知って、なんだか自分にガッカリした

優しくされても、嬉しさより先に申し訳なくなっちゃって
平常心でいられなくて、テンパって、変なこと言っちゃったりして

だから憧れの人には遠くにいてほしい
憧れの人を眺めたいけど、憧れの人に私を見られたくない
見られたくないというより、知られたくない

私は日陰がすきなのかもしれない
植物で言うならコケとかシダとか、それ系
日なただと枯れてしまう系

木蓮とか桜とか、すごく好きだけどあんなに大きくなれないし
花束になるような華やかなものにもなれそうにない

かといってヒマワリやタンポポみたいにたくましくもない
太陽に向かってぐんぐん伸びる元気はない

少し日陰になったとこで、ひそかに成長していたいなー
だれも見てない所で、毎日こっそり伸びたり増えたりしたい

今までで一番好きだった仕事は、こけしの絵付けだった
短期のバイトだったけど、本当に毎日が楽しかった

10時とお昼と3時の休憩以外は、誰もしゃべらない
みんな黙々と自分の担当する作業をしてる
わたしはこけしのほっぺにピンクの丸を書き込む担当でした

あれはすごく幸せな仕事だった
工房の雰囲気も、スタッフの寡黙さも、全部好きだった
無駄に笑ったりしゃべったりしなくていい空気
それなのに不思議と全然冷たくない空気
むしろみんな真剣だから、熱気さえ感じるような職場でした

お盆のお花のバイトも結構好きだった
お花農家で3日間だけだったけど

かっぽう着に長靴、首にタオルを巻いて軍手して
ひたすら花束を作り続ける
誰も無駄口をたたかないし愛想笑いもしない
でもすごく穏やかなあの感じ

あー
私はもう笑いたくないのかもしれない
接客業、向いてないかも

今、なりたいものは畳職人(笑)
女はだめかなー、畳職人…

笑ってない時の方が、人は楽しんでる気がする
本気で何かを楽しんでる時って、きっと真顔だよね

料理でも掃除でも、読書でも手芸でも、
一番ワクワクしてるときはきっと真顔でやってる

人といて楽しい、っていうのは、もちろんあるけど
究極の楽しさはきっと自分だけのものだ
分かち合えないくらい個人的なものなんじゃないかな

分かんないけどさー

私は今、拭き掃除をしてるときが最高に楽しいです
笑わなくていい、ってことが、最高にうれしい

そんで
夫が帰ってくる音を聞いてニヤけちゃう自分はもっとうれしい
作り笑いじゃないなら笑うのは楽しい

でもさ、愛想笑いも作り笑いも大切なことだよね
必要だし、それは周りの人への思いやりだったりすると思う

「自分は不器用です」って自己申告する人がすごく嫌いで
それって努力を放棄してるだけじゃん、とか思ってて

高倉健とかムカつくもんなー
不器用ですから、とか言っちゃって…言い訳じゃん!開き直りか?

なんてゆーか、「器用」と思われちゃう人たちってさ、
ものすごく気をつかったり計算してる訳じゃん?立派じゃん!

あー、何が言いたいんだか分かんないや…

心からの言葉じゃなくても、愛想笑いだとしても、
それで人を喜ばせたり安心させたりできるなら、それはすごい技術だ

その技術を身に付けたつもりだったけど、なんかダメだった
今回、なんか高倉健の気持ちが分かってしまった
そのことがすごくイヤだった

自分らしくいる、って事にどんな価値があるんだろう
自分らしくなくても、誰かの役に立てた方がずっといいんじゃないかな

でも、自分らしくないことをし続けて幸せになれるかな
だけど、自分らしさなんてそもそも思い込みが8割かもしれない

さて、寝ます。