半額イモと半額イモ | アリ塚

アリ塚

アリクイが混沌に導く、アリたちに築かれた秩序

今日は最寄りでありながらあまり行かない(アクセスが悪い)ホームセンターに行き、2つの植物を購入しました。どちらも随分前から売られていましたが、売れ残ってしまい半額になっていました。

 

買ったものがこちら。1本じゃん。

 

まずはアンスリウム・スカンデンス Anthurium scandens var. violaceumではなく果実に観賞価値があるアンス

 

非常に地味な花。苞は小さく、赤やピンクにもならない。

 

他の植物に登攀・着生する。他のサトイモ科でいうポトスモンステラのような生活様式。

 

葉の表面にはポツポツと小さな窪みが散らばっている。よく見ると独特だ。

 

葉の裏には多い。気孔なのか?

 

このvar. violaceum (ウィオラケウム/ヴィオラセウム)は、その名の通り菫色の果実ぶどうを付けます。

 

 

そしてシンニンギア・エウモルファ Sinningia eumorpha。イワタバコ科の塊根植物コッペパン

 

新芽が出始めている。冬が休眠期だが、高地に自生しているため夏の高温多湿にも弱い。

 

見所はまだない。或いは、この塊根こそが見所かもしれない。

 

このホームセンターでは、エウモルファと同時に3種のシンニンギア(「断崖の女王」など)も販売され、その低価格に驚いたものです。今では数鉢しか売れ残っておらず、休眠中でイモだけになっていることもあり、全て半額になっています。

 

葉や花も特徴的なので、これからが楽しみですね。

 

 

半額引きとは、半額である(トートロジー)。行動経済学によると、『50%引き』よりも『半額』のほうが消費者の購買意欲を刺激するらしい。