苔プランター記 2021年5月 | アリ塚

アリ塚

アリクイが混沌に導く、アリたちに築かれた秩序

最近雨が多かったので、1か月ぶりに苔プランターの確認。

 

現在の全体像。4月に比べて緑が増えた。

 

スミレっぽい芽は、やはりフモトスミレだった。過酷な環境ながらうまく種子繁殖し、9個体も散在している。

 

ハコベ他の雑草は抜くつもり。イヌワラビはどうするかな…。

 

かつての支配者、ハイゴケが盛り返してきた。

 

未だ最大勢力のコバノチョウチンゴケ。明るい緑色が綺麗。

 

ヒモヒツジゴケの新芽が目立ってきた。相変わらず古い部分は汚い色だ。

 

点在していたコツボゴケが繁茂し始めた。湿度さえあれば成長は旺盛のようだ。

 

全滅したかに思われたイヌカタヒバの芽を3つ発見。

 

かつてハイゴケと共に二大勢力を築いていたタチゴケ(左)と、コロニーの大きさがあまり変わらないアラハシラガゴケ(右)。

 

少数勢力のフデゴケ苔プランターフデゴケは初めて紹介する。

 

ハイゴケに分断された地衣類。他所から移植して増やそうかな。

 

コスギゴケはやはり全滅したようです。独特の雰囲気が好きだったのですが。

 

雨天雨が多いようなら、苔ストックからシノブゴケあたりを導入しましょうかね。地衣類も増やしたいところ。以前樹皮に生えていたギンゴケも育てたいです。

 

実は少し前にプラケースで「多湿苔水槽」を作ったのですが、あまり成果が出ていないため、紹介は先送りです。芳しい結果にならなければ、こっそりリセットするかも。

 

 

◆おまけ

汽水水槽で元気に暮らしていたイソシジミの殻が割られ、中身が食べられていました。恐らく、下手人はマメコブシガニでしょう。

 

イソシジミの殻。一部が破損している。