昨日で,今年の夏の「第91回全国高校野球選手権大会」の49代表校が出揃いました。今年の大会の代表校の顔ぶれを見ると,大きな特徴が2つあります。

 1つは,過去にこの夏の大会での優勝経験のある学校が,何と全体の4分の1以上にも上る13校もあることです(作新学院<栃木>,常総学院<茨城>,帝京<東東京>,日大三<西東京>,中京大中京<愛知>,県岐阜商<岐阜>,龍谷大平安<京都>,天理<奈良>,智弁和歌山<和歌山>,PL学園<大阪>,関西学院<兵庫>,西条<愛媛>,高知<高知>)。 更には準優勝の経験のある学校が3校加わり(東北<宮城>,熊本工<熊本>,樟南<鹿児島>),春の選抜大会にのみ優勝したことのあるのが1校(三重<三重>),そして,春の選抜に準優勝のみ経験している学校が2校(聖望学園<埼玉>,花巻東<岩手>)と,計19校もが甲子園大会のファイナルを経験しているということになり,強豪校同士のぶつかり合いが期待できる,たいへんエキサイティングな大会になりそうに思えます。

 しかし,その反面,2つ目の特徴になるわけですが,今回甲子園に初めて出場する“フレッシュ校”が優勝経験校と同じく13校もあります(長野日大<長野>,八千代東<千葉>,横浜隼人<神奈川>,日本航空石川<石川>,南砺総合高福野<富山>,常葉学園橘<静岡>,滋賀学園<静岡>,鳥取城北<鳥取>,立正大湘南<島根>,寒川<香川>,徳島北<徳島>,華陵<山口>,伊万里農林<佐賀>)。初出場校13校というのも(内華陵と長野日大を除く11校が春夏通じて初めて),近年になく珍しい現象です。

 このように,今年の夏の大会は,“伝統・強豪校”と“フレッシュ校”が共に多数という対照的な側面を持っています。

 強豪同士の伝統の力と技をかけた戦いと,初出場校のフレッシュなはつらつとした戦いぶりが同時に見られるというのはたいへん興味深いと思います!

 今年も間もなく球児たちの熱い戦いが始まります!どんな名場面,名勝負が生まれ,どのような歴史が
球史に刻まれるのか,今からとても楽しみです!