NBオンラインのこの記事はたいへん興味深いです。「ヨーロッパ最後の独裁国家」といわれるベラルーシの現状について書かれてあります。

 http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20080910/170169/

 そう言えば,この国のルカシェンコ大統領は,政権の座についてかれこれ20年になりますし,先日行われた同国の議会(下院)選挙では,110議席全部が小選挙区制ということはあったものの,野党の候補者が一人も当選しないなど,民主主義は形だけといった状況です。流石に「全欧安保協力機構(OSCE)選挙監視団」も,この選挙の運営,結果に関して厳しい評価を下しています。

 もちろん,ロシアの経済復興と共に,この国も近年は年間10%近い経済成長率を記録するなど,経済情勢の好転がルカシェンコ大統領の支持率を押し上げているという事実はあるでしょう。

 また,上記の記事の中でも大きくとり上げられている通り,この国は22年前の旧ソ連時代に起きた「チェルノブイリ原発事故」での放射能被害を世界で最も強く受けた国であり,庶民レベルでは,まだまだ国際支援が必要な状況も存在します。

 数多くあるヨーロッパの国の中に埋もれたような形で存在するベラルーシですが,今後の動向に注目していきたいです。