小中高生の学力低下とかいった言葉が聞かれる今日,大学では大きな改革が行われそうです。大学を卒業するにあたって,卒業認定試験なるものを導入しようというものです。

 日本の大学は昔から,“入るのが難しくて,出るのは簡単”などとよく言われてきましたが,最近では少子化のため,“入るのも簡単”になってきています。

 入試の制度が多様化し,日本各地の,以前は試験選抜だけだった名門大学のほとんどが,今日推薦入学制度など,必ずしも学科試験によらない入試制度を設けるなど,入学のためハードルが低くなってきています。そこに持ってきて,2002年の義務教育指導要領改定によって,学習内容そのものも3割近く削減されています。

 その分今後の日本では,将来の人材育成のために,大学教育の重要性がますます高まってくることは避けられません。そこで,大学で若い人々に多くのことを学ばせ,その成果を審査(客観性が重要)した上で,社会人になるに相応しい人材と認めてから社会に送り出すというプロセスは極めて合理的だと思えます。政府の教育再生会議で発表されたこの案大いに賛成です!是非実現してほしいものです!