海岸線に出てみる。大勢の人が海岸線でくつろいでいる。ヨーロッパは今ちょうど夏のバカンスシーズンだ。こうしたリゾート地の賑わいは,ここルーマニアでも例外ではなさそうだ。

 僕も一つここらで海水浴をということで,海水パンツ姿になって黒海の水に身体を浸けてみる。身に着けていたものや持ち物は浜辺に残し,×××に見張ってもらう。何しろ脱衣場は満員で,行列してロッカーの空くのを待たねばならないようだ。そのうえロッカーの鍵も何となく頼りないので,かえってこのこの方が安全かもしれない。

 このママイヤ海岸は遠浅で,そこは砂地でサラサラしており,海草が足に絡みつくこともなく,遊泳には適している。

 15分ほどで水から上がり,ホテルに戻ることにする。道中,いくつかのキオスクに立ち寄る。キオスクには新聞がたくさん販売されており,中にはハンガリー系の少数民族により発行されている新聞もある。これこそが革命による大きな変化であろう。ついこの間まで,こうした新聞の発行は禁止されていたのであろうから(前回この国に来たときは,ハンガリー語の新聞というものは全く見かけなかった)。キオスクの一つで絵葉書を買う。(7月16日<その7>に続く)