先日,奈良県大和郡山市であった金魚すくい大会でルール違反(外部から隠して持ち込んだポイ<和紙のすくい網>を使用した)をしたとして,ある男性が優勝を取り消されたということを巡り,裁判でこの男性の違反が認められたというニュースが報じられていましたが,私が小学生のころ,家の近所に熱帯魚屋さんがあり,そこの金魚すくいによく出かけていました。

 そこの金魚すくいは,1回10円で,毎回くじを引くことができ,当たりを引けばその場で景品がもらえ,はずれでも,そのくじの半券が5枚貯まれば無料で金魚すくいが1回できるという制度がありました。また,この半券は,1回の金魚すくいで15匹以上すくうことができた場合も1枚もらうことができました。当時の私は金魚すくいが得意で,たいてい15匹以上すくうことができましたが,この店の面白かったところは,水槽に金魚以外にも,メダカなど,他の種類の魚も入れているということでした(これらをすくっても特別扱いはされませんでしたが)。

 ある日,この店で,金魚以外に何とイモリがたくさん入れられていました。ここである問題が発生したのです。イモリという動物は足がありますから,たとえポイが全部破れてしまっても,その枠の金具に上ってくるのです。 私はそれをいいことに,ポイが完全に破れてしまっていても,15匹になるまでイモリをすくい続けました。そして,他の子供達も同じようなことをしていましたので,やがて店がそれに気がついて,間もなくイモリは全部撤去されました。 先の事件でふと思い出した子供のころの懐かしい日々の一コマです。