

今回のロシア,トルコの旅の途中に,妙な光景に出くわしました。
モスクワのシェレメチェボ第2空港で,トルコのアンタルヤに向かうための飛行機への搭乗手続きの際の出来事です。
モスクワのシェレメチェボ第2空港で,トルコのアンタルヤに向かうための飛行機への搭乗手続きの際の出来事です。
私の前に手続きを行っていたロシア人の若い女性が,カウンターの女性から,何やら口論の後,脇へどくように言われました。そして次に私の搭乗手続きが始まったわけですが,その途中に,イミグレーションからそのカウンターの女性に電話がかかってきました。その内容を聞いてみると,何とも意外な内容でした。
私の前の女性が,片道のチケットしか持っていないので,搭乗を受け付けてよいかどうか,そのカウンターの女性がイミグレーションに問い合わせていて,その回答が入ってきたのです。それによると,やはり搭乗を受け付けるなということでした。その女性は,復路のチケットはトルコ国内で買うと言い張っていましたが,私は自分の手続きが終わるとその場を離れました。しかしこの件はずっと気になっていました。
私の前の女性が,片道のチケットしか持っていないので,搭乗を受け付けてよいかどうか,そのカウンターの女性がイミグレーションに問い合わせていて,その回答が入ってきたのです。それによると,やはり搭乗を受け付けるなということでした。その女性は,復路のチケットはトルコ国内で買うと言い張っていましたが,私は自分の手続きが終わるとその場を離れました。しかしこの件はずっと気になっていました。
そのロシア人の女性は,なぜ片道チケットしか持っていなかったというだけの理由で搭乗拒否されたのか?私は色々理由を考えていました。
私思うに,ロシア人が片道チケットで出国するということは,そのままロシアに帰って来ない可能性がある。自国民の半ば亡命的な出国を当局が恐れて搭乗を拒否させたというのが私の導き出した最も妥当性の高い結論なんですが,実は私自身もかつて,チェコのプラハで,イスラエル行きの航空チケットを片道分しか持っていなかったためにトラぶったことがあります。
そして,チェコ航空に,万一事故などがあって,それが私の責任に帰することが判明した場合に,損害賠償をしますという念書にサインさせられた上でようやく搭乗が認められたというケースを経験しました。
私思うに,ロシア人が片道チケットで出国するということは,そのままロシアに帰って来ない可能性がある。自国民の半ば亡命的な出国を当局が恐れて搭乗を拒否させたというのが私の導き出した最も妥当性の高い結論なんですが,実は私自身もかつて,チェコのプラハで,イスラエル行きの航空チケットを片道分しか持っていなかったためにトラぶったことがあります。
そして,チェコ航空に,万一事故などがあって,それが私の責任に帰することが判明した場合に,損害賠償をしますという念書にサインさせられた上でようやく搭乗が認められたというケースを経験しました。
そんなことがあっただけに,今回のこのロシア人の女性のケースは気になっていました。私のケースでは長らくその理由が分からなかったのですが,最近になってようやくそれが分かりました。あのアメリカの同時多発テロ,あれです!私の場合,イスラエル行きの飛行機ということで,片道チケットしかないということは,自爆テロをやらかす可能性も考えられると,当局は警戒していたのだろうと思います。
そして今回のロシアの彼女の場合も,上記理由の他に,やはり自爆テロを警戒しての(今のロシアを取り巻く情勢を少し考えてみればうなずける)こともあったんではないかと思えてきたのです。
片道チケットによる気ままな旅というのは良いものですが,今回のこの件によって,そうした旅では,国によっては思わぬトラブルの要因になるということも頭に入れておかねばならないと感じた次第です。
(写真はモスクワ「シェレメチェボ第2空港内の免税店」,この記事とは関係ありません)