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 ムルマンスク自慢の第3弾。
 このムルマンスクという街は,創立が1916年です。その翌年にロシア革命が起こり,ソヴィエト社会主義共和国連邦が誕生しています。すなわちこの街は,帝政ロシア時代の歴史を持たない,1からソヴィエト連邦によって築き上げられた街だと言うことができるわけです。
 従って,今でも街中には,モスクワの聖ワシリー寺院や,ペテルブルクの聖イサク寺院のような,玉ねぎ形の屋根を持った寺院や教会はほとんどありません。古のロシアの建築,絵画,美術というものを見たい,研究したいという方には,ムルマンスクはいささか味気がないかもしれません(もちろん,それらに関する資料は市内にあります)。しかし,ソヴィエト時代から今日までのロシアについて知りたいという方には,また,ロシアとくればシベリア,タイガ,平原といった固定的になりがちな観念,イメージを乗り越えるには,このムルマンスクという街は正にうってつけです。