みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
私は風邪がだいぶよくなってきた感じがします。(多分)
なんか、気管支のあたりがモゾモゾして咳が出ます。
これが辛いんですよね
さて、仕事がこの国にいる間できない私は、
普段持て余している時間をどう消費しようかと度々悩むんですが
選択肢として、読書があります。
社会人の頃は、読書するより寝たい。
ぼーっとアニメでもみてたい。と言う感じであまり読書ができませんでした。
と言うことで、時間がある今しかありません。
最近フランス語の先生(フランス人)に勧められて、”窓ぎわのトットちゃん”を読みました。
かの有名な黒柳徹子さんの小説ですね。
この作品は今や日本はもちろん、世界中で愛されていますが、
恥ずかしながら私はタイトルは知っていても読んだことがありませんでした。
いい機会と思い、読み始めたのですが、とにかくスルスル読めました。
が、涙なしに読めない。
すぐ泣ける。
登場人物全てが優しさの権化なんですよ。
歳をとると涙脆くなると言いますが、近年特に、純真無垢なものに触れると
心が洗われるようで、すぐ涙が出るんですね。
勧めてくださった先生が、本当に美しい作品だと紹介してくださったのですが
完全に同意しました。文章も、もちろん作品自体がうつくしいと感じられるものでした。
読んでいてその情景が鮮明に目に浮かび、その情景が温かく優しく美しい
現代社会では、インターネットの普及によって人の嫌な部分が簡単に、頻繁に目につきます。
日々供給される膨大な情報、人を蹴落とすような情報や、中には人様の家庭事情やらまで…
ちょっと心が疲れますよね。
そんな今、無垢な心、相手を思いやる気持ちを思い出させてくれた作品です。
皆様も読まれたことがない方は、お時間ある時にでもぜひ
ではまた〜