雨の日の小さな感動 | ムル☆まり同盟

雨の日の小さな感動

3日連続、朝から晩まで雨が降り続いた関西地方。



最近、すっかりアウトドア派と化した子きてぃ、

ストレスでさぞ大暴れするだろうなぁ~ドクロ っと

天気予報を見て、恐れをなした私は、

お絵描きに貼り絵、クッキー作りなどなど

お天気だったら、ゆっくりと時間を取ろうという気に

なかなかなれない遊びをとことんさせてみました。


元々インドア派だった子きてぃ、

あっさり乗ってくれて、それぞれの遊びに没頭、

とってもラクチン音譜

テレビの視聴時間も普段より短いほどでした。



その中で、私が感動したのは、子きてぃが描いた絵です。



施設の集団生活しか知らなかった子きてぃが

いきなり一般家庭で一組の夫婦のこどもとして暮らし始めたのです。

そのカルチャーショックたるや、並大抵のものではありません。

活発でおしゃべり、ソトヅラのよい子きてぃも

私と2人きりの時には心の動揺をさまざまな形で表に出してきます。


そのひとつが子きてぃの描く絵でした。



2歳の子きてぃ、絵を描くといっても、

知り合った頃は、まだグルグル描きしかできませんでした。

当時の子きてぃの描く絵を見て驚き、不安になったのは、

選ぶ色が、黒やこげ茶、など暗く濃い色ばかりだということでした。



それは、

最近遊びに来るようになった自分専用のママとパパ、

やがて、この2人と一緒に施設を出なくてはならない、

それに対する怒りと不安、不満を表しているかのように見えました。


生まれて以来ずっと、

その施設でみんなにかわいがられ幸せに育った子きてぃにとって

その怒りや不安は、「専用ママ・パパ」を与えられた喜びよりも

ずっと大きなもののようでした。


・・・楽しい楽園である「こどもの国」から連れ出そうとしている

嫌なママとパパ。

子きてぃは心の中でそんなふうに自分たちを見ているのかと思うと、

先が思いやられました。

ソトヅラのいい子きてぃ、もちろんニコニコ笑いながら

そんな絵を描いています。


外の世界の楽しさや素晴しさを知らず、

今いる場所を気に入っている子に

どうやって外の方がいいよ、と知らせることができるのか・・・。



やがて、

私にオバケやアンパンマン、動物などを描かせては

「バイバイする」と言って黒やこげ茶で消してしまうのが

彼女にとってのお絵描きになりました。

それは、うちに来てからもかなりの間続きました。





それが。



2月頃から選ぶ色が明るくなり、

私の描いたものを消さなくなってきました。

また、私の描くものもオバケやアンパンマンではなく

ふたりで一緒に見た花や一緒にしたことに変わっていきました。


そのうち、

「○(マル)」を描く練習をしたり、

クレヨンを使ってゴッコ遊びをしたり、

パズル感覚でお片付けをしたり、

数えて遊んだりするのが主流になり、

お絵描きは、色々な遊びが混在する遊びに。




そして昨日。


子きてぃにクッキー作りをさせるため材料を量っている間、

ひとりでお絵描きをさせていたときのこと。


耳に入ってきたのは、クレヨンを相手にゴッコ遊びをする子きてぃの声。

クレヨンを友だちに見立て、一緒にお風呂に入っている会話でした。

どんな絵を描いているのかと気になって見に行ってみると、

青や水色、黄緑、黄色などきれいな色ばかりを使って

流れる水とせっけんの泡を

線と覚えたての「マル」で表現していました。



目に飛び込んできた紙をいっぱいに使った明るい色調の絵に

私はすっかり嬉しくなってしまいました。

しかも、初めて描く単体ではない「風景のスケッチ」です。



幼児の発達は、各分野が相互にそして密接に関連している、と、

子きてぃが来る前に読んだ何かの本に書かれていました。

子育てを始めてから、日々実感する事柄の1つです。


お絵描きも、絵を描くだけの遊びではない。

ふたりの間にどんな話題があるか、

今、どんな気持ちなのか、

どんなふうに、それを伝えたいのか、

いろんな要素の絡んだ面白い遊びなのだと実感しました。



雨も・・・。雨

たまにはいいですね。



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絞り出ししたクッキーを前に得意満面の子きてぃ

ここでその絵を載せるとあまりにも親バカなので(^^ゞ