陶器の村、グジェリ | ムル☆まり同盟

陶器の村、グジェリ

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 モスクワで最もよく見かける陶器は、グジェリではないだろうか。グジェリは、モスクワ郊外のグジェリ村で作られた陶器の総称。グジェリには陶芸家になるための大きな専門学校があり、ここで学んだ人たちが、大きな工場で働いたり、名を挙げて作家になったり、小さな店をこじんまり開いたりしている。工場の中には、見学や制作体験をさせてくれるところもある。


 このグジェリ村、モスクワの東に位置するのだが、私たちの住んでいた市内南西部からでも1時間程度で行くことができた。陶器を買い求める楽しみもさることながら、行楽シーズンに出かければ、景色もよく、モスクワ市内を出てからは大きな街道1本なので道に迷う心配もなく、ドライブにももってこい、モスクワ在住の方にはお勧めスポットだ。陶器の価格はかなり低く、気軽に購入することができるのも魅力。


 私たちも二度ほどグジェリ村を訪れたことがある。一度目はおっかなびっくり、物見遊山で、二度目は帰国直前、「お土産買出しツアー」として出かけた。村では、ちゃんとした店の他にも、工場内の「B級品専門の売店」や有名な作家の庭先で家族がこじんまり開いている露店、研修生の作品とおぼしきガレージセールなどを覗く楽しみもある。日本人かまたは中国人、韓国人のいずれかの陶芸家がいるのか、もしくは、その大ファンのロシア人がいるのか、日本の伝統的な陶器を思い出させるようなデザインの柄や形のもの、漢字をあしらったデザインも見かけた。


 はっきり言って、私はあまり物を買う方ではない。特に不便がなければいつまでも同じものを使い続けるようなタイプで、実は、我が家で使用している大小2つのフライパンは、大学入学時、一人暮らしを始めるにあたって購入したものだったりする。そんな私だが、1日、陶器の購入だけを目的に自家用車で出かけた、ということで、すっかり気が大きくなり、(というか、同行者につられたようなところもあったと思うのだが、)二度とも、結構なバカ買いをした。すっきり気持ちよかった。


 そうして購入した各種のグジェリ陶器、我が家で今でも活躍しているものも多いが、中には、お土産予備軍のまま食器棚の奥深くで眠っているものもあれば、モスクワ在住中にバザーに出してしまったものもあった。観光として買い物そのものを楽しんだドライブだったと言えよう。


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作家の家の庭先で家族が作品を販売している。冒頭の写真はこの作家宅の道沿いのデコレーション



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工場内「B級品売店」で、物色中の私たち。B級と言っても、少しざらついているだけのものや、柄がセットで揃わないもの程度から、マジックで書き込みがあったりかけていたりするものまで、品質はマチマチ。よーく選んで値段交渉をすれば、結構オトク。


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同じ工場内。焼く前の製品。


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同じ工場の釜。この日は日曜日で工場は休業。売店スタッフと守衛さんだけが働いていた。



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同じく工場内の作業場。


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「陶器」と看板のかかった個人商店



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その内部。


 ※ モスクワ市内から出る1日ツアー(英語)もあります。↓ http://www.russiatravel-pdtours.netfirms.com/




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