この時季、日本人に嬉しい観光スポット | ムル☆まり同盟

この時季、日本人に嬉しい観光スポット

この時季、モスクワ在住で少々ホームシック気味の日本人にオススメの観光スポットは、ソチかもしれない。


ご存知の通り、ソチは黒海沿岸のリゾート地。プーチン大統領はじめ、多くのロシア人富裕層が別荘を構えるだけではなく、ロシア人なら大変安く泊まることができるソ連時代からの保養所もたくさん建っている。「リゾート地」を想像して行くと失望すると思うが、「鄙びた保養地」だと思っていくと、悪くはない。


気候は穏やかだし、大きな公園や植物園、お子様向け遊園地、劇場、博物館、スタジアム等々、一通りは揃っている。そしてたいていの場所へは、街中を走る乗り合いバスで行けるので、道に迷う心配が少なく、また交通費もかからない。


そういうのは置いておいて、何がホームシック気味の人にお勧めかというと、植生が日本と大変似ていることだ。植物園には竹林があり、シダが生い茂っている。また、ツアーを利用すると、日本に酷似した滝や小川のせせらぎまで楽しむことができる。少なくとも、日本の田舎をかなりドライブしてまわった私たち夫婦にとっては、とてもノスタルジアを感じさせられる場所だった。


ツアー参加中、「わぁ、日本同じ」と騒ぐ私たちと、「あら、日本にもこんな草木が生えてるの」と反応するロシア人、お互いが「本家」を主張することがたくさんあり、それも面白かった。


それから、外国人慣れしているモスクワのロシア人と違い、ソチの人たちは皆、珍しさから外国人に対してとても親切にしてくれる。そう、ロシア人なのにみんなフレンドリーで妙に陽気、ちょっぴりロシアの外にいるような錯覚を覚えた。


また、田舎街ではあるが、泊まるところは外資系ホテルが用意されている。それも、私にとっては大きな魅力だった。他のモスクワ、ペテルブルグの国内旅行というと、たいてい泊まるところも、小さなベッドにロシア風朝食、赤い水道水など「ロシアの世界」であることを覚悟しなくてはならなかったからだ。一応、ホテルに駆け込めば先進国並みの生活(?)に戻れる、という保証は嬉しいものだ。


もっとも。


日本の国内旅行にはあまり興味がなかったというシティ派の皆さんには、つまらない場所かもしれない。そして、日本から観光で行く方にもお勧めしない。まったく同じですから、宮崎や四国と。



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「九州です」って言ったら、8割くらいの人が信じてくれそう?



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こういう葉っぱ類が、たまらなくなつかしかったです。



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「赤目四十八滝」ならぬ「33の滝」の看板。


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街にひとつの劇場では、フェスティバルのため、正面階段に特設ステージが設営されていました。


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その前の広場には、客席や照明、音響設備などがセットされていました。