пропись (プロピシ) ~ 筆記体を練習しようと思ったわけ | ムル☆まり同盟

пропись (プロピシ) ~ 筆記体を練習しようと思ったわけ

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モスクワ時代、日頃朝早くから夜遅くまで職場に缶詰になっている夫にとって、週末の外食は大きな楽しみだった。 最初のうちは、メニュー指差しでオーダー可能なファミレスや英語メニューのあるレストランで満足していた私たちも、着任半年も経つと、ワンパターンな休日の行動に少々飽きてきた。そこで、あまりまわりの日本人がまだ行っていないレストランを開拓しようということになる。


1年目の夏にロシア人ばかりのツアーに紛れ込んで旅行した私たちは、秋頃には語学力はまだまだでも度胸だけはすでに3-5年目並みの図太さになっていた。さっそく、家庭教師にメニューでよく使う表記を教えていただく。すでに習った単語が多く、そんなに難しそうでもなかった。


ところが、今まで外から見て気になっていたレストランに入ってみた私たちは、すぐに次の難関にぶつかった。レストランのメニューは、なぜか、Times New Romanまたは、もっと崩した筆記体調で書かれているものが圧倒的に多いということに気がついたのだ。教科書のような活字体が読めてもまったく役に立たない。入ってしまったがメニューの読めないレストランでは、仕方がないので、料理名ではなく「鶏の焼いたヤツで、あなたのお勧めはどれ?」っとか、「ボルシチ、あります?」っとか、かなりサバイバルなオーダーで食事をした。


仕方がないので、また、家庭教師に相談。先生の答えは「書けないものは読めない」であった。そして、本屋で販売している「пропись(プロピシ)」と呼ばれる、いわゆる書き方ノートを購入して、筆記体の練習をすることを勧めてくださった。以降、色々なレストランに行きたさに、毎日毎日、コツコツと子ども用書き方ノートに取り組んだ私。今見たら、3冊しか見つからなかったが、確かこれらとは別のシリーズで2冊ものも使った記憶がある。


暇だったというか、食べ物への執念とは恐ろしい、というか・・・。夫のために筆記体の練習をするなんて、私って「良いオクサン」??(ネコ でも、お留守番はいつもあたしだけで、きてぃもオジサンと一緒に外でおいしいものをいっぱい食べて帰ってたにゃよっ。自分のためにゃんねっ。ナイフとフォーク)




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