夕焼け | ムル☆まり同盟

夕焼け

whitenight


モスクワは緯度が高いので、この時季から夏至にかけて夕焼けの時間は長くて美しい。毎日、どんどん日が長くなり、夏至の頃は午後11時前まであたりがほのかに薄暗い。この写真も恐らく午後8時過ぎに撮ったものではないだろうか。日本の朱色の夕焼けしか知らなかったので、夕焼けには、青や紫、その他寒色系の色が混じりうるものだということも新鮮だった。


長かった冬の後に訪れる春、そして、日に日に目に見えて遅くなる日没は嫌でも私たちに解放感を与えてくれる。コンサートや観劇が終わった後でも、まだ当たりは明るく、近くのオープン・カフェも人であふれかえっている。


日本だったらきっと、「寄ってくぅ?」という流れになりそうだが、日本人のほとんどはタクシー&ドライバー依存生活なので、帰りのタクシーはその日の催し物の時間に合わせて迎えに来ていて、それが歯止めとなって、それ以上の夜遊びにはつながらなかった。


馴染みの運転手とは、ときに、怖―いお目付け役のようなものだ。コンサートやバレエ鑑賞の後、お茶したさに予約時間を変更した、という話は、さすがに聞いたことがない。