祖国防衛の日の思い出 | ムル☆まり同盟

祖国防衛の日の思い出

以前紹介した「モイセイエフ民族舞踊団」をべた褒めしていたチケットプラザの女性 に、「モイセイエフと並ぶロシア2大エンターテイメントとも言えるわね、私が保証するわ」と勧められ、出かけたイベントがある。公演日は数日後に迫っていたのだが、あまりにも彼女が勧めるので、好きそうな知人を誘って4人で出かけた。


会場に到着し、その公演のポスターを初めて目にし、ホールに入った段階で「ちょっと違うかな???」という雰囲気がむんむん漂っているのを一同、感じ始めた。


その日は、2月23日、「祖国防衛の日」というロシアの祭日だった。


複雑な近代史を反映し、ロシアの国民の祭日は、そもそもの由来と現在の「祝う対象となる」事柄がずれていることが多い。その日も、外国人から見ると、「軍人さんがもてはやされる日」、「3月の国際婦人デーに呼応する男性のお祭り」程度の認識しかなかった。


ところが、ところが。。。


集まった皆さん、愛国心いっぱい、軍人の皆様への敬愛心いっぱいだった


やばい・・・


よく知らないんだけど、もしもこれが、対戦相手に日本を含む戦争で何かした日を記念する日だったら、どうしよう・・・


情けないが、一同、ロシア近代史には暗い面々ばかり・・・。


どうしよう・・・。ネオナチの皆さんに見つかったら、「おまいらの来るとこじゃねーぞぉ!」って暴行を受け、「政治的軍事的色合いの強い集まりには極力参加しないように」というオキテを破っての無謀な行動として、日本人社会からも非難されることになるのでは・・・???


みんな小心モノなので、そんな不安を抱えながらの舞台鑑賞となった。


内容としては、軍付属の合唱団および舞踊団による軍歌(らしき歌)やロシア民謡、コサックダンスに水夫のダンス、コメディまで含んだ盛りだくさんのものだった。「ステンカ・ラージン」「黒い瞳」など日本人に馴染みのある民謡も披露され、まずまずの満足度もあった。


最後には、観客席総立ちとなり、大変な熱気だった。やっぱり日本人がこんなところで一緒に拍手しているのは、ヘンだよなぁ~っと首を傾げつつも、浮くのが怖くて一緒になって大声援を送った。(注:あ、パフォーマンスにね☆)


後で調べてわかったことだが、この日の元々の由来は、1918年2月、社会主義革命の後、第一次世界大戦でドイツ軍に対抗するため、ロシアで最初の労働者・農民からなる赤軍が組織されたことを記念するのだそうで、そんなにビクつく必要もなかったようだ。(参照したのは、「ロシア情報ステーション」 )



choir

いきなりこのノリで始まったので、ちょっとビビリました。

会場に貼ってあったポスターもこの合唱隊とブラスバンドの写真でした。


sailors

かわいいセーラー服を着てのダンス


kosak1

コサックダンスの中の1場面


kosak2

同じダンスの続き


applause

無事、全プログラム終了。このあたりから異様なまでの盛り上がりが・・・


standingovation

思わず私たちも参加してしまったスタンディング・オベーション