ロシアのクリスマス - 2 - イルミネーション準備始まる
モスクワにはルシコフ市長の作った条例があり、12月1日以降、すべての商業施設はクリスマスの飾りつけをすることが義務付けられている。飾りつけをしていないと罰金なのだそうだ。クリスマス商戦を盛り上げることが、景気活性化につながる、という考え方らしい。
そのような条例があるくらいだから、街中の主だった公園や広場にも当然、派手なツリーが立つ。
私がモスクワに住み始めた2002年には、まだ、どこのツリーも「規格」どおりでほぼ同じだったが、昨年の冬になると、設置場所によりかなりの差が出始めていた。同じ規模の広場や公園でも、商業施設や繁華街に近いなど好立地に立つツリーには「民間企業のスポンサー」が付き、より派手で豪華な電飾やその他のオーナメントが施される。当然、スポンサーの名前も前面に出ていた。ここにも資本主義の浸透ぶりと好景気がうかがえる。
モスクワ・タイムズによれば、昨日から、このような公共の場所へのクリスマス・ツリーの設置が始まったとのこと。全部で55箇所に設置されることになっており、12月1日までには派手できらびやかなオーナメントによる飾りつけが完成する。ロシアのクリスマスは、旧暦により1月7日に祝うので、このツリーたちが、これから延々1ヶ月半もの間、冬の寒々とした風景を活気付けてくれることになる。
