ショッピングセンター | ムル☆まり同盟

ショッピングセンター

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大型複合商業施設「アシャン」


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ホームセンター「イケア」



 先日、ロシア語会話のクラスが終わると先生に呼び止められた。知り合いがモスクワで働く決心をしたので、生活面で話を聞かせて欲しいということだった。

 聞けば、そのお知り合いは「とっても若い男性」とのこと。それならまったく心配ないですっ!と答えた。

 もちろん、モスクワ生活のすべてが「まったく心配ない」わけではない。けれでも彼が心配しているのは、1.住居の警備状況は万全か 2.買い物には不自由しないのか 3.日本語の通じる病院はあるのか、ということらしかった。

 警備状況は住居によるが、外国人が住むようなほとんどの集合住宅には建物の入口にも駐車場の入口にも警備員さんがいて、彼らは住人のほとんどの顔と名前を覚えている。どれも古い建物なのでユーティリティ面で不自由することはあるかもしれないが、家でちゃんと鍵をかけて寝ている限りは大丈夫なのではないだろうか。(建物を出てからの身の守り方については、きっと現地で会社の方が教えてくれるだろう。)

 買い物についていうと、モスクワには、フランス資本の複合商業施設スウェーデン資本の大型ホームセンター という夢の複合施設が複数あるほか、同じ系列でホームセンター抜きのスーパー+ショッピングセンターもある。はっきり言って、日本にはあれだけ充実し、しかもリーズナブルな商業施設はない。その上、自家用車を持たない人も買い物できるように、複数の地下鉄の駅から無料リムジンバスや普通のバス(乗車賃100円程度)が出ていたりするし、宅配サービスもある。他にもトルコ系複合ショッピングセンターもチェーンで何店舗もあるし、ロシア資本のスーパー+ショッピングセンターもたくさんある。

 ただ、売っているものの品質はというと、やはり生鮮食品は日本の基準を忘れた方がよいかもしれない。何しろ日本に帰国した頃感動したことの中でも今でも忘れられないことのひとつとして、ネギを刻んだとき、まな板の「トントントン・・・」という音に合わせてネギが切れる「シャキッシャキッシャキッ・・・」という音が聞こえてきたことが挙げられるくらいなのだ。

 でも、若い男の子が、野菜の鮮度やお肉の安全性などに主婦ほどの関心を払うとは思えない。お洋服や身のまわり品も超廉価品からそこそこのものまで普通に揃うし、サイズも豊富だ。品質もセンスも悪くない。

 それから、日本語の通じる病院がないこと、健康保険のほかに民間の保険会社の保険に別途入っておかなければ、外資系クリニックの利用料は信じられないほど高いことも伝えておいた。まっ、若い男の子なら、病気にならないようにして病院に行かないようにするっていうので切り抜けられるかな??

 私を呼び止めたときの先生は、自分がモスクワっ子でありながら、その知り合いのことを心から心配しているように見えた。先生は来日してすでに10年以上になる。この間のモスクワは想像がつかないくらいの変化を遂げてしまったのだろう。

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