令和6年4月1日より
本業の技術エンジニアに加えて
介護事業会社の「非常勤相談役」を務めることになりました

もちろん

介護事業は全くの未経験であり
どれだけ力になれるか不安もあるのですが
37歳で脱サラしてちょうど20年が経ち
良くも悪くも経営者としての経験を積んできましたので
介護のことを少しずつ勉強しながら
小規模経営者としてのノウハウを承継できればと思いお引き受けしました

また

私が生まれ育った福岡県北九州市は
政令指定都市の中で最も老齢人口の比率が高く
使用済みオムツ処理の問題や施設内の頻繁な停電などの問題を抱えていますので
その二つの問題を同時に解決できる「介護福祉関連機器」を企画・開発することで
微力ながら地元に貢献できればと考えています

さて

私は介護事業という異業種の責務を全うするに当たり
まずは「就業規則におけるハラスメント規定」がどうなっているか調べてみました

ところが

昭和生まれのアラ還オヤジにはどれもこれも耳が痛い内容ばかりで
介護業界は女性職員も多いだろうし
接する機会が少ないとはいえ(雇用側が)細心の注意が必要であると感じました

そして

調べを進めるうちに一番驚いたのは
相手を呼ぶときの呼称についてです

私はこれまで
年上の方には男性・女性に限らず○○(苗字)さん
年下の男性には○○(苗字)もしくは「お前」
年下の女性には○○(苗字)もしくは○○(名前)ちゃんと呼んでいました

もちろんオフィシャルな場面ではなく”1対1”で話をするときです

これは私の勝手な理屈かも知れませんが
どうも「君(きみ)」と偉そうに部下をひとまとめにしたような呼称が大嫌いで
仕事を通じて信頼度や親密度が上がれば自然と気がつけばそう呼んでいましたし
幸か不幸かこれまで呼称によるトラブルは一件もありませんでした

しかし

最近の認識では

【お前】
主に男性が同輩に使ったり

男性や女性が目下の親族(息子、娘、孫、弟、妹など)に使う
元々は尊敬語であった(御前)
現代ではぞんざいな言い方と受け取られる場合が多い

【君(きみ)】
主に男性が同等または目下の相手に使う
女性も人によっては使う
元々は敬意を込めた表現であったが現代では敬意を意識されずに使われる
「あなた」よりは敬意が低いが「お前」よりきれいな言い方

どうやら「君(きみ)」の方がトラブルは少なそうですが
生まれて一度もそのような呼び方をしたことがないし。。。

結論から言えば

年上の方には男性・女性に限らず○○(苗字)さん
年下の男性には○○(苗字)くん
年下の女性には○○(苗字)さん

これで統一するのが最も無難なようですね(苦笑)

あだ名も禁止!お前も禁止!!

何だか「ハラスメント自体がハラスメントを生んでいく」ようで不安ですね(笑)