押し貸しとは,ヤミ金業者がお金の貸し借りの合意をしていないのに勝手に貸してくる(振り込んでくる)手口のことをいいます。

現在の押し貸しには,

 

①ヤミ金との以前の取引情報を利用して,勝手に振り込む手口

②融資申込み時に口座情報を先に聞き出し,勝手に振り込む手口

 

の2パターンがあります。

対策としては、ヤミ金へ教えた口座を直ちに解約するということなのですがこれを怠り被害に遭う方が非常に多くいます。

 

怠る理由は,給与振込口座だからとか公共料金の引き落とし口座だからなどというものですが,ヤミ金と完全に縁を切りたいのなら解約は必須です。

本ブログをお読みの方で,ヤミ金に知られた口座をまだお使いの方は,数日のうちにその口座を解約してください。

・・・とお願いしておいてもやはり面倒でやらない方は絶対にいるので,押し貸しに遭いそうになったときの対策もご紹介しておきます。

 

 

まず上記①のケースについてですが,ヤミ金はあなたに連絡した際,

「あなたの口座に既に振り込んだ」

と言いますが,実はそのときはまだ振り込んでいないことが多くあります。

ヤミ金はあなたと話をしながら返済意思・能力,与し易い相手かどうかなどを見極め,回収出来ると判断してから実際の振込みをするのです。

 

このため「振り込んだ」と言われた際には,

「その口座はもう解約済ですから戻ってくると思いますよ。それに融資は結構です」

と伝えて話を打ち切ってしまいましょう(話を続けると,キャンセル料等の不当請求を受けるので)。

そして,念のためすぐに銀行に電話して口座への入金を止めてもらってください。

これで①の押し貸しはかなり高い確率で防止出来るはずです。

 

 

一方,②の押し貸しは厄介です。

融資申込み時のことであり相手は既に回収可能との心証を得ているため,「振り込んだ」と言われたときに実際に振り込まれていることが多いのです。

また,振り込まれていないとしても教えたばかりの口座を解約済みと言い張るのには無理があるため①と同様の策は使いにくいでしょう。

 

ですから、やはり以前から述べているとおり,怪しい業者には融資申込みしない,やむを得ず申込みするとしても貸付条件くらいは最初に聞く,それすら言わない業者は特に悪質なヤミ金である可能性が高いので申込みを止めるということを徹底して頂きたいと思います。