三種混合ワクチンなどの接種翌日に女児死亡 兵庫県西宮市で
2011.3.3 20:30
兵庫県西宮市は3日、細菌性髄膜炎などを予防する小児用肺炎球菌ワクチンと、破傷風などを予防する三種混合ワクチンの接種を受けた市内の1歳の女児が死亡したと発表した。女児に基礎疾患はなく、接種との因果関係は不明。厚生労働省が調査している。
西宮市によると、女児は1日午後、市内の診療所で両ワクチンの接種を受けた後、高熱を出し、翌日午後に死亡が確認された。
小児用肺炎球菌ワクチンの接種は任意で、三種混合ワクチンは定期予防接種。厚労省によると、小児用肺炎球菌ワクチンを受けた翌日に死亡したのは、兵庫県宝塚市で1日に死亡した2歳児に続き2例目。両ワクチンを一緒に受けた直後の死亡例は初めてという。