「人工的免疫」の問題点 | 予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

邦題「予防接種の本当の意味ー大切な人を守るために」
この本で使用している参考資料は、政府機関、主流の医学誌といった
「ワクチン接種を薦めている側」の資料なので、「ワクチン反対派」が感情的にいった不確定な情報なのでは、という心配がありません。

免疫:自然 VS. 人工

ここで頭においておくべき点は、子供が病気にかかると、その子の体で免疫機能システムが新しく構成されて、起動し始めるということです。数日間、 ある程度具合が悪くなるかもしれませんが、下記にある表でも分かるように、大抵の場合は病気が治ります。強い薬やワクチンに邪魔をされたり、事を複雑化さ れることなく、体が独自の力でその病気を退治する方法を見つけると、将来において一生の間、その子はその特定の病気にはかからなくなります。その子の体 は、その病気に対しての退治の仕方-免疫を身に付けたことになるわけです。その様に、薬を使わずに体が独自で退治法を覚えこむと、自然な免疫がつくことに なります。すると体は、有害な環境から身を守るための、真新しく、永遠に使える武器を手に入れます。だからこそ、ワクチン接種を受けていない子供達は、一 生の間に水疱瘡に1回しかかからないのです。体が自力で武器を増やしていけばいくほど、その分大人になったときに悪い環境や病気から身を守っていける能力 が備わっていることになる訳です。

自然な免疫は、母親から胎児にも受け継がれます。

自然な免疫こそ、唯一のほんとうの免疫と言えます。そしてこの免疫とは、病気に直接関わりあった(疾患した)後にのみ、つくものです。

これに対し、人工的な免疫とは、その病気の症状を薬やワクチンを利用して人工的に抑えたという意味です。咳や鼻水が出るのは、体が侵入者を撃退す るお掃除システムですから、鼻づまりの薬や咳止め、炎症止めの薬を使うと外部からの侵入物を本来ならば行けるはずのない体の奥底にまで通してしまうことに なります。咳や鼻づまりが病気そのものだと偽って主張する医者たちは、次の点を見過ごしています。

「...こうした抑圧は、体が排泄する必要があるものを外に出せないように邪魔をしてしまう...」(James, p42)[188]

ワクチンによって、人工的な病原菌ウイルスが血液に注入されます。仮説としては、この薄められたウイルスに対して体が抗体を生み出し、こうして出 来た抗体が、その後一生の間その病原菌ウイルスが侵入してきた際にはそれを発見して退治してくれる、というものです。

しかし、このような免疫とは、人工的であり、つまり実際には不適切だと言えます。なぜなら、ワクチンが体に与えている免疫まがいの機能とは、自然 に発生する病気に対しての免疫ではなく、人工的な、科学者が研究所で作り上げた注射用の病気に効くだけのものだからです。

ワクチンは、何百回分、何万回分比べてみても、皆同じ中身ですが、人間の免疫機能や、病気のかかり方は、1人1人違います。この点からも、問題が あると言えますね。

さらに、人工的な免疫は、母から胎児へと受け継がれることはありません。

人工的な免疫は、一時的なものです。

人工的な免疫は、後に再度同じ病気にかかるリスクが非常に大きいものです。科学的にも意味不明な、再接種(booster shots)が行なわれているのはこの理由からです。(Murphy[204])

ワクチンによる人工的な免疫は、現代において、成人になってからもともとの病気が異常な形で発生する、という現象を引き起こしています。これは、 成人の風疹の様に、遙かに深刻で危険な症状です。

新種の伝染病をつくり出した「集団接種」

こうした異常な形の伝染病が、もともとの伝染病にかかって自然な免疫がついている人々に与える危険性については、誰も話そうとしていません。集団 接種が始まる以前にも、程度の違いはありますが、人間は全ての伝染病に対して集団で免疫を付けていました。しかしこれは、200,000年もの時間をかけ て、です。少し考えて見ましょう。ベビーブーム時代に生まれ、子供の時に風疹にかかって、一生の免疫をつけた人が、この人工的な新種の異常な成人型の風疹 にも免疫があるかというと、そうではありません。どうしてでしょうか?風疹という伝染病は何世紀ものあいだ存在してきた病気ですが、この異常型の風疹が生 まれてからは、まだ30年も経っていないからです。ちょうど、抗生物質の氾濫がスーパーウイルスを作り出した様に、ワクチン接種も新しい伝染病を作り出し ているのです。これを、進化と呼べるでしょうか?