ワクチンの歴史 Part 1 続き | 予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

予防接種の参考本:ティム オシアー著(科学的根拠のない予防接種。)

邦題「予防接種の本当の意味ー大切な人を守るために」
この本で使用している参考資料は、政府機関、主流の医学誌といった
「ワクチン接種を薦めている側」の資料なので、「ワクチン反対派」が感情的にいった不確定な情報なのでは、という心配がありません。

動物の血液

ここでは、過去200年の間、天然痘ワクチンを裏付けていた科学的根拠の実態を見ていきましょう。人類と動物の血液や体液を、無造作に混合すると いう行為は、大昔から続いてきた多くの文明の伝統にまったく逆らった暴力行為でした。多くの宗教は、この行為を名指しで禁じています。しかも天然痘は、牛 やその他の動物に自然に発生した病気ではありませんから、人工的に感染させなければなりませんでした。こんなに不注意に異なる生き物を混合して実験された 上に生まれた病気が、あるでしょうか?母なる自然を馬鹿にした、なんとも愚かな行為です。

1875年には、天然痘は手に負えないほど多数の異なる原料と混合し、合体してしまっていましたし、多種類の動物を通して発達してきたため、ワク チンの実態はまったく把握できないありさまでした。与えられた天然痘ワクチンがヤギ痘である場合も、ブタ痘、牛痘、サル痘、ホース グリース、または人間 の天然痘である場合もありましたし、もしくはこれらのミックスということもありました。[325]

ワクチンは本当に効果があったか?独裁的なプロシアン ルーレット

1853年には、議会が大英帝国の全域で、この安全検査もされていないワクチンを義務化する法律をどんどん作り始め、ヨーロッパの他の諸国も、こ れにならいました。

ハドウェンが、この1世紀前の薬学的なリサーチへの、貴重な扉、きれい事の波でながされてしまわなかった扉を開けてくれます。彼の話は、1800 年代においてヨーロッパで最もワクチンが行われ、その後もダントツで続けた国、プロシアにおける驚くべき実態を教えてくれています。ハドウェンは、メディ アが危険に気付いてアクセスを制御してしまう前に、これらの薬学データを調べていたのです。データが物語っている事実とは、次のようなもので す。(Hadwen[291],[295])

プロシアは、天然痘ワクチンの義務化法律を、1834年に採用した。その法律とは、全員の乳児がワクチン接種を行い、就学時に再び摂取を行うこと を義務付けるものであった。さらに卒業時にもう一度、そして軍隊に入る前にもう一度摂取を行わねばならなかった。健康な男性は、全員が軍隊に入らねばなら ないことになっていた。ワクチン接種を拒否した人は、力づくで抑えられ、強制的に摂取され、その結果徹底的に、両腕とも10回ずつワクチン接種を強いられ た。[291]

-このことから、プロシア人の100%近くが、ジェナーの天然痘ワクチンを受けていたことが分かりますね。では、このワクチン法の35年後に、プ ロシアはどんな状態になっていたでしょうか?国中の国民を35年間繰り返し強制的にワクチン接種した結果、なんと100万件の天然痘の流行がみられ、 124,978人の死者が出ていたのです!

殺しの免許

では、イギリスはどうでしょうか?

イギリスでは、ジェナー方式の「予防接種」の義務化が1853年に始まりました。(McBean p.13)[205]それ以前のイギリスにおける、天然痘による死亡数は、2年ごとに約2000人でした。

この「予防接種」が始まった結果は次の通りです:
年代        死亡数
1857-9      14,299人
1863-5      20,059人

これに応じて、議会はより厳しいワクチン接種法を定め、国民の97%が接種を受けました。その結果は、以下の通りです。
年代        死亡率
1868        44,840人   - Null,part�、p.23 [220]

全く、なんというワクチンでしょう!

アルフレッド ラッセル ワレスは1800年代のイギリスにおいて、ワクチンの統計がどの様に裏工作されてたか、又誰がどうしてそんなことをして いたのかについて、十分な証拠付けを提供してくれています。UKとヨーロッパ大陸における、天然痘による死亡率とそのワクチンによる死亡率を表にしてくま なく照らし合わせた後、ワレスは天然痘ワクチンについて以下のような結論を出しています。

「...実際には、その病気にかかる率を増やしていた。...のケースを見ても、同じ結論がでる。つまり、ワクチン接種とは、全くのでたらめであ り、たった1人の命も救ったことがない上に、数え切れない種の病気の原因であり、無数の死亡者を出し、無実の人々を無意味に苦しませたものである、という ことだ。よってこれは、この無知で偏見に満ちた時代における、最大の過ち、今世紀における最も醜いしみとして、次世代から見なされるであろう。」  -  Alfred R.Wallace, Chapter � 1898  [180]

フィリピンでの大失敗

第1次世界大戦後、天然痘ワクチンは使われずに余っている物が多く出ました。そこで、我が国はどこか他で、コントロールが効く市場を探しました。 そうして1917年に合衆国がフィリピンに大規模な天然痘ワクチンの制度を強制化した際には、約25百万件もの接種が行われました。ワクチン接種後、 163,000人のフィリピン人が天然痘にかかり、その内死者は、ワクチン接種開始以前の死亡数の3倍である、75,339人にも上りました。この数は、 ベトナム戦争で戦死したアメリカ人全員の数をも、遙かに超えるものです!アメリカによるこの「予防接種」プログラムは、フィリピンにおいて幾つかの恐ろし い流行感染を生み出しましたが、もちろん日常のニュースでは取り上げられませんでした。(Anderson, p 69, W.H.Hay,  及び James, p 410 [171, 221, 188])

失敗から学ばないアメリカ

あまり知られていない事実ですが、アメリカが天然痘のワクチン接種を開始した1902年の直後には、イギリスはすでに接種を取りやめています。 1907年に、イギリスはやっと止めなければいけないと理解し、天然痘ワクチンの強制を終了しました。オランダでも、同様に1928年、オーストラリアで も1925年に止めています。(Anderson, p 10)[193]

では、アメリカでは止めるまでにどれだけかかったかというと、世界で一番遅い、1971年にようやく終わっています。

そして、1970年代には、伝染病は下り坂を迎えました。1050年から1970年まで、アメリカで天然痘にかかったと記録されているケースは、 0件です。1970年以降には数件の天然痘感染が見られましたが、それはワクチンを接種した人達のみの中から(!)感染者が出ていま す。(Scheibner)[243]

ここで注意しておかなければいけないことは、アメリカでは天然痘の感染者が事実上0件になった後、30年間も続けられたということです。再度言い ますが、その30年間における合衆国内での天然痘による死亡者の全件は、ワクチン接種そのものが原因で起こっています。(Mendelsohn, p232, World Book, 1994)[246, 252]

合衆国では1902年に天然痘ワクチン接種が義務化されましたが、1929年には9州を除く全ての州で、義務化がすでに廃止されていたことは余り 知られていません。ひどい数の死亡者と、病気の複雑化が、その理由です。(H.B. Anderson, p 2)[193]

現在では、天然痘が自然に発生する件は、どこにもみられません。

迷信で大もうけ

結局のところ、ジェナーが本当にしたこととは、乳搾り娘にまつわる古い迷信を上手く利用して、まったくでたらめの「科学的」視点から自分とイギリ ス議院の財布をふくらましたという訳です。[157]

牛痘?それとも天然痘?

ここで、牛痘から作られたワクチンを接種した人達が、どうして天然痘にかかって死んだのかと疑問を持った読者の皆さんに拍手喝さい!よく注意深く 読まれてきましたね。明らかな答えとしては、そうした死者の全員が、ワクチンが原因で死亡した、ということです。つまり、そのワクチンが天然痘ワクチンと 呼ばれていたために、犠牲になった人々はそのワクチンで免疫が出来る、と言われていた病気にかかって死んだのだ、と推測され、天然痘による死亡者という風 に数えられた訳です。天然痘ワクチンによる死亡者の数は、歴史上のどのワクチンによる死亡者よりも上回っています。

9/11以降の天然痘事情

9/11事件の後から1993年の初めにかけて、主流のメディアは偽の科学と上手く編集した歴史を組み合わせて、新たなでたらめの話を作り上げま した-テロリストが、天然痘を化学兵器として用いて、人口を一掃しようとしている、という内容です。それを受けて、科学ではなく、法律の学位を持った議会 のリーダー達が、アメリカ全人口に接種するに十分な量のワクチンを準備することに決めました。そしてワクチン接種を法律化して強行するために、拒否した場 合には重い刑罰を定めたのです。(Altman,[360])

この新たなワクチン制度による儲け額は、3億ドルにもなります。しかし、アメリカ国民の健康と安全に比べたら、お金なんて問題じゃない、と思うか も知れませんね?

ところが、お金の問題だったのです。9/11以降の政策は、それまでに世界が見たことの無いほど大繁盛な市場をつくりあげたのですから。

3億の値札がついた、天然痘への危機感がつくりあげられ、人々に伝わりました。[85] 2002年を通して、何も知らない世間一般の人々は、メディアの工作人に踊らされて、狂ったイスラム信者達が大都市をターゲットにして天然痘の生化学兵器 を撒き散らして、予防接種をしていない人口の間に山火事のように、天然痘の流行が広がっていくだろう、といううわさに始終脅かされてきたのです。

この、200年前の政策の不気味な再生版においては、科学的な事実は脇に追いやられ、まるでこうした出来事が全く起きなかったかのように振舞われ ました。

-天然痘は世界中で1977年には絶滅した。
-1970年以降における、天然痘による唯一の死亡者達は、全員ワクチン接種が原因で出たものである。
-天然痘のワクチンは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア及びフィリピンにおいて何千人もの死者を出した。
-そのワクチンとは、全く異なる病気である、牛の病気(ヴァクシニア)に対するものである。
-そのワクチンは、天然痘に対する免疫を付けない。
-歴史上発明されたどのワクチンよりも、天然痘ワクチンが死に追いやった人々の数は上回っている。
-我が国、そして世界の各国がワクチン接種を止めた理由とは、ワクチンが単に無効力であっただけではなく、それ自体が天然痘発生の原因でありその 他深刻な副作用の原因でもあったためである。
-どの戦争でも、ウイルスやバクテリアを用いた兵器を使用することに成功した例はない。

以上にもかかわらず、FDAやCDC,HHSや国家安全局、その他とつぜんに作られた多くの「国民防衛」各局は、アメリカ人口、 280,000,000人全員を「守る」ために十分な量のワクチンを2,3の製薬社が作るということを決定したのです。[326] そうした製薬会社に は、フランスのAventis社、イギリスのAcambis社、合衆国のWyeth社が含まれます。

市場と売り上げ

人口の天然痘ワクチン接種は、効果があるはずがなかったのに、2002年の市場の耳が痛くなるような声高な宣伝のせいで、私達は次のことを忘れて しまっていたのです。

-天然痘は、現在世界のどこにもみられないこと。

-天然痘ワクチンの企画の全過程が、科学的に検証されていない論、つまりその新しいワクチンを1回接種することで、何の病気に対してもずっと免疫 が付くという考えに基づいていること。

-この「安全保護」策のせいで、多数の人々が死亡、もしくは生涯続く障害を被るであろうこと。

真の友情…?

Acambis 社はイギリスにありますし、Aventis社はフランスにあるのに、その両国とも自国での集団の天然痘ワクチン接種を行なってはいません。他のどの国も、 自国民の天然痘ワクチン集団接種をしていません。なぜなら、そのワクチンの唯一の市場は、国のメディアが作り上げた危機感におびえた、合衆国のみだったか らです。自国の国民の安全を犠牲にして、仲良しの旧友であるアメリカ国民に譲ってくれるとは、イギリスとフランスはなんと無私欲なのでしょうね!いや、な んともうさん臭い友情です。 

計算表が狂ってきたか?

Aventis社が、突然冷凍室に置き忘れていた7千万~9千万回分の天然痘ワクチンを[発見]した、という2002年3月27日の (Washington post [120])馬鹿げた話に関して、幾つかの疑問を問いただしてみましょう。まず、7千万か9千万かはっきりしないそうですが、2千万回分って、そんなに簡 単に数え間違える数ではありませんよね?それに、この会社が、1年間ではとうてい生産しきれない量のワクチンの契約を、400万ドルで結んだ矢先に、突然 自分達の会社の冷凍室で紛失した大量のワクチンをみつけるなんて、なんとも奇妙な偶然だと思いませんか?

大抵のアメリカ国民は、天然痘ワクチンを接種できない

この新しいワクチン提供者達に打撃を与えたのは、CDCによる告知を載せた、リューターの記事です私達の[129]。その告知内容とは、天然痘ワ クチンが、

-HIV患者
-免疫反応を制御する薬をとっている人
-湿疹アレルギーのある人

には適していない、というものでした。Journal of Allergy and Clinical Immunology誌での最新研究において、CDCは ワクチン接種による副作用反応には、失明、負傷、そして死亡が挙げられると述べています。では、アメリカ国民のどれ位が該当するでしょうか?

「湿疹アレルギーを持つ人々の数を考えると、アメリカ人口の半分は、定期的な天然痘ワクチンの接種に適さないといえる。」    
 -Journal of Allergy and Clinical Immunology、  2002年9月[122]

AIDS患者と、免疫反応を制御する類の薬を使用している人の数も、ワクチン接種に適さない人の枠内で、大きな割合をしめていますが、では、免疫 反応を制御する類の薬とは、どれ位あるかと言いますと-全部の薬が該当するのです!

さらに、メディアが言い忘れていることですが、合衆国では1971年まで天然痘ワクチン接種が行なわれていたため、現在31才以上のアメリカ人の ほとんどはすでに接種を行なっています。ですから、もしこのワクチンが本当に効果があるならば、これらの人達は新たに摂取する必要はないわけですよね?

ワシントン州にいる政治家達は、好き勝手に決まりを作ることができますが、それが科学と医療に関する分野である時には、医者連の協力なしではその 決まりを実現することは出来ません。例えば2003年1月には、まず50万人の医療関係者が最初に新種の天然痘ワクチンを試用してみるべきだ、というブッ シュのまぬけな主張に、最初に選ばれた80件の病院がモルモット役になるのを拒否して反対したために、その案は却下されました。(USA Today [79] Manning)その3つの理由とは、

-医者達は、天然痘が蔓延するといううわさに真実味を感じなかった。
-しかし、ワクチン接種による死亡の可能性は、現実の問題として認知している。
-ワクチン接種による障害を被った場合の、サポート制度の欠如。

といったものでした。

激しい反対

天然痘ワクチン接種に対する反対の声は、国中から激しく沸き起こりました。2003年の2月までに、ブッシュが最初にターゲットとして掲げた50 万人の内、ワクチン接種を受けた人は1%にも満たない数でした。接種を拒否した人々には

-大病院の数々
-看護婦の連盟
-AFL-CIO
-政府の健康関係局の数々
-警察
-CDC 
-トミー トムソン自身
                  -Washington Post 2003年2月24日 [104]

天然痘による心臓発作

最後のとどめを刺したのは、2003年3月に、天然痘ワクチンは心臓疾患者には不適であると発見されたことです。関連記事の見出しを幾つか紹介し ます。

「天然痘ワクチンの接種後、死亡した労働者、2人目」
                -Mecker, Associated Press, 2003年3月27日 [101]

「天然痘ワクチンのプログラム、心臓発作による死亡者3人で延滞」
                    -Washington Post, 2003年3月29日 [102]
  
では、政策の訂正を提案したのは誰かというと, 問題の張本人ではありませんか:

「新しい臨時ガイドラインによると、冠状動脈の疾患、心臓のうっ血病、心臓発作や狭心病を患う人はワクチンを接種しないようにと示されている。こ の訂正は、Health and Human Service(国民健康福祉機関)の秘書、トミー トムソンによって指令された。」
                               -(Mecker )[101]

こんな事実を、3億ドルをちゃんと消費した後まで発見しなかったなんて、不自然だと思いませんか?

結局、この後ワクチン接種が受けられるとされたのは、大体国民人口の10%とみて妥当でしょう。もっとも、これは強制的に定期接種を受けさせられ ている軍隊を除いての数です。(Dr.Nass [37])

消え去ったなぞの危険性の話

天然痘ワクチンの集団接種プログラムは、2003年10月には取りやめになりました。CDCのレイ ストゥリカスによると、

「多数のブーイングを受けたプログラムは、溺れ死にした」とのことです。[79]

その理由とは、上記にあげた事例に加え、心臓関係の支障からです。というわけで、2年間も強制的なワクチン接種をすると国民を脅迫し、さらに3億 ドルも使った後に、彼らはあっさりと全部を却下してしまいました。では、あの天然痘の生化学兵器テロの危険って、どうなったんでしょう?どっかに消え去っ てしまったのか、なんでその話はきれいさっぱり消えてしまったのでしょうか?つまり、あの話はワクチンの宣伝道具としての価値はあっても、ワクチンがだめ な物と分かった瞬間、テロの危険も一緒に消えちゃった、ということでしょうか?私達が治療法を見つけられなかったから、しょうがないな~と自分から消え 去ってくれるなんて、天然痘もお行儀がよいものですね!

成功のあかし

天然痘ワクチンの裏づけとなっている、科学的な流れをみると、参考になるでしょう。研究者達は、どのように試験中のワクチンの効果を確かめるの か、つまり彼ら風に言うと「取っていい」予防接種であるかが分かるのか、を見てみましょう。

2002年4月25日付けのNew England Journal of Medicine,p.1266に、試験の成功を見極める方法が載っていました。天然痘のワクチン接種は、注射ではありません。先端にワクチンを塗った二 股の針で、皮膚を15回突き刺して、かさぶたのあとに水泡ができたら成功したとみなされます。つまり、血液検査や、抗体検査も一切なしに、それだけで決め てしまっているのです。ただの、水泡だけで、です。[134]信じられないことですが、この迷信じみた考えは、ジェナーの時代からつづいているものです。 実際、「取っていい=a take」とは、ジェナーが考えた呼び方なのです。ただ、この迷信は少し変化を遂げています。「325」今世紀の初めの頃には、今度はかさぶたが出来たら 免疫が付いた、とされて、人々はもう必要ない(かさぶたが出来た)と判断されるまで、数ヶ月ごとに繰り返し繰り返し接種を行なわなくてはいけませんでし た。

何か矛盾しているな、とお考えでしょう?しかも、これには続きがあります。

専門家の反論

当時、主流となっていた専門家の間でさえ、天然痘ワクチンの集団接種は大きな反対を受けました。2002年10月8日のNew York Times[135]で、ジョン ホプキンズ大学の小児学教授であり、アメリカ小児科学会のジュリア マックミランはこう述べています。

「このワクチンを大勢に集団接種すると、死亡者が出るであろう。さらに、この病気自体が、1970年代以降には消えてしまったものであることも、 頭に入れておかねばならない。存在しない病気を予防するために、人々を死なせる、という考えは理解しがたいものである。」

理解しがたい、というか、狂っているといった方が正しいかもしれません。

天然痘の脅威が、いかに有効なマーケティングの道具であったか、安全性の保証もなく、効果もない上、人口の90%を汚染したワクチンのために3億 ドルものお金をワクチン生産会社に払ったことを正当化するために、広報局が用いた十八番であったかは、たやすく見て取ることが出来るでしょう。