この業界にいるとはっきりとわかる少子化。
正直潰れる園も多く出てきました。
この先保育業界を生き抜くためにはどうすればいいのか。
正解はわかりませんが、少なくとも子どもが増えれば需要はあるでしょう。
ただそれは無い物ねだりな部分もあるので、今私が取り組む保育業界について
少しお話をしたいと思います。
今会社として取り組んでいるのは『保育士ファースト』です。
子どもに対する保護者に対する保育の仕事は行います。
ただ、保育士の人生を犠牲にしてまでやる保育は仕事として破綻してます。
まず取り組んだのは自由な仕事の仕方です。
働き方や時間、内容はさすがに変えられませんが
生活の一部として負担ないやり方とはどうするのか?
をテーマにとにかく働き方を変えてきました。
次に残業は私の感覚で言えば、仕事の出来ない人間のする事と思っています。
10ある仕事をどれだけ時間内に終わらせられるか
これが能力だと考えますので、残業をまずしない育成から取り組みました。
その上ではみ出た仕事内容は削減を行います。
そうする事で、今当園では残業が基本は0になっています。
0にならない理由はイレギュラーな延長保育等があるため、これは無理です。
これを実現するために3年、定着するまで5年かかりました。
そして次に取り組んでいる事は、職員の健康管理です。
保育士特有の職業病、腰痛や肩こり、膝の痛み等々様々なものがあります。
これは実際には訴え出る事はないですが、労災です。
これを無くすために、今当園ではパーソナルトレーナーを付け
健康管理を行い始めました。食事や運動、仕事上での体の使い方
とにかく怪我や病気の予防になればと取り組み始めました。
特に出産期あたりに女性が仕事から離れやすいので
どうしても高齢・・・?な職員が多くいます。
体が資本の仕事ですので、とにかく長く健康に生活出来るよう取り組んでます。
その他地域活性化として、就学に向けての子ども向けイベントの開催等
今とにかく周辺環境の整備を急ピッチで進めている最中です。
具体的に話が進んでいるのは、地域で活動する様々な団体(習い事)と共同で子どもの勧誘からそこでの子ども同士の繋がりを持たせるイベントをします。
違う保育園や幼稚園の子達と交流を持つことで、就学後の不安を無くす目的です。
(あとはこどもあつめです・・・)
どうしても誰かの力無しには行えない仕事ですので
これからの保育園は地域に欠かせないポジションの確立というのが求められるのではないでしょうか?