暗くなりつつある中、私は進み続ける事を選択した。
少し北によりつつ進めば平原に出て、
そこには砦があるはずと思い、
それを目安に進む事にした。
常に走り続けていたので、シフトを押す小指の感覚が変になりつつも、
とにかく走り続けた。
この時は他の事は考えていなかった。
人に会うとかよりも、帰り着く!
その一心だった。
途中の砦が何故か無く、違う場所に砦があり疑問には思ったのだが、
既に自分の中のマップがズレていたので、
野生の感だけで走り続けた。
そして、もう日も暮れてうすら暗くなってきたころ、
遂に見慣れた平野に辿り着いた!
良かった!これで帰れる!!
そこからは、目印にしている木を頼りに何とか本拠点に辿り着いたのだった。
たどり着いた頃には辺りは真っ暗だった。
本拠点が破壊されて無いか心配だったが、
ちゃんと無事に存在した。
安堵しつつ、中に入りキャンプファイヤに火を入れた。
ふ~っと一息つき、自分の行動を反省しつつ生還できた事を喜んでいた。
そして落ち着いたところで、
持ち帰ったアイテムを整理することにした。
銃とレシピの道具以外に手に入れたのは、
輸血用の針、それと大きいチェスト、今までの3倍入れられる箱だ。
これで資材が増えても大丈夫だ。
このチェストが2つ、あとピッケルだ。
これは振りかぶり動作が遅いが、威力が高い非常に重宝する道具だった。
石や木の採取にすごく最適で、敵に攻撃する際も攻撃力が絶大だ。
これでまた生活がラクになると思えた。
つづく




