蒼山サグ
電撃文庫
感想
今年3冊目、今月3冊目です。
最初は智花にシャワーに入ってもらうように、会話するシーンです。
インパクトはないけど、遠慮がちな智花の性格が出てて、非常にカワユスです。
勉強を教えた後に、智花のお母さんが登場します。
こういうときの子供の居づらい感じも出ていて、妙な面白さがありました。
みんなと会い、一緒に楽しくご飯を食べるシーンは、短編集ならではかなって思いました。
楽しく読んでいると、最後のお祭りの話に号泣しました。
ネタバレしないように書きますが、ロウきゅーぶって、ロリコンネタが多く、萌え系の作品としても、良くできてると思います。
ただよくある萌え作品と違うのは、女バスのメンバーが、強い絆で結ばれているところです。
今までもそういうシーンはありましたが、終盤にみんなが智花を大切に思っているのが、本当に伝わってきて、号泣しました。
ライトノベルで泣いたのは久しぶりだし、キャラクターの感情がリアルに伝わったので、心の底から読んで良かったと思いました。
正直年間ベストクラスです。
超オススメです。
