壱日千次
MF文庫J
感想
今年1冊目、今月1冊目の本になります。
MFの佳作受賞作です。
主人公の八平はラブコメ現象って呪いにかかってて、ラブコメ的な現象が起きて、女の子の胸を揉んだりするっていうメタフィクションな感じです。
ラブコメの展開をやりながらも、変なことはしないように、ラブコメ漫画を読んで対策を考えたり、体を鍛えて勝手に動く体を止めようとします。
それでも結果的になんかしちゃうわけですよ(笑)
さらに会話で読ますセンスもあって、笑いながら読みました。
幽霊の香月を好きなのに、周りの女の子は八平LOVEで、困るのも基本をおさえてますね。
前半はいかにもMFの受賞作と思っていたら、後半は幽霊の香月が消えたようにみせる展開に驚きました。
切ない感じで押しきるかと思いきや、やっぱりギャグが連発したり。
これで佳作なんだぁって思いました。
もうちょい上でも良いんじゃないって気がしました。
読みやすくて笑えるラブコメです。
かなりオススメです。
