茂木健一郎
PHP研究所

感想
最近脳についての本を読むようにしてるんで、同じことを書かれていることがあります。
だけど茂木さんの場合は、わかりやすく書くというよりも、体験談がからめて書かれています。
脳について書かれているにも関わらず、バランスよく小学生の頃の話をされるため、理屈で脳を鍛えるにはこうするといいって、言われた感じじゃなくて、成功者の体験談のようにも感じられて、スウッと体に入ってくる感じがします。
もちろん一回読んだだけじゃ、全然覚えてませんが大切なことは何となくつかめた気がします。
食事についてよく噛んで味わうことをすすめています。
確かに現代人は食事を流れ作業としてやっている方もいます。
仕事が忙しいのならばなおのこと、食べたときに美味しいと感じることが脳に栄養になると思います。
喜怒哀楽についても触れていました。
こういった感情を子供のように出すことは、脳に栄養を与えるそうです。
確かに納得出来ます。
納得出来るのは最近本当に感動しやすくなったからです。
感動して涙を流した後には、心が浄化された感覚になります。

大人になって戦隊ものにはまりまくってるのを隠していたら、ストレスなるんで隠したりしないです。
話がずれましたが、脳の機能を考えて感動しろって言われるよりも、茂木さんの体験談を交えながらの文章は、自然な形で読めました。