はむばね
徳間デュアル文庫
感想
第一章はメタフィクションって感じなのかな?
父親に勇者と言われて、異世界で魔王を目の前にして、ケータイで父親と電話。
さらに剣が喋ったら気持ち悪いと言って捨てます。
そして魔王が仲間になるなら命は奪わないと言って仲間になります。
ここまでセオリーを逆手にとって、気持ち良くギャグにしているのはさすがです。
仕事が割り当てられるんですが、お姫さまのお世話。
これも普通なら嫌な性格で、それでいろいろあるんですが、逆にいい子で何もしなくていい。
姫のサフラとがメインのお話なんですが、ファンタジー世界でほのぼの系かと思いきや、感動ものに変化していきました。
泣きましたよ。
後半には魔族を倒そうとする人間が出てきます。
主人公の澄人がサフラと仲良くなってきても、認めない魔王の部下。
魔王自身が悪いことをしたわけじゃないのに倒しに来る人間達。
感動のストーリーなのに、ギャグも入っていて、バランスの良さが光ってます。
ゆる~い主人公のギャグだと見せかけて、こんなに計算し尽くされたお話しだったなんて、前半じゃ予想出来ませんでした。
はむばねさんの作品を読んだことがない方にも、自信を持ってオススメ出来る作品です。
徳間デュアル文庫
感想
第一章はメタフィクションって感じなのかな?
父親に勇者と言われて、異世界で魔王を目の前にして、ケータイで父親と電話。
さらに剣が喋ったら気持ち悪いと言って捨てます。
そして魔王が仲間になるなら命は奪わないと言って仲間になります。
ここまでセオリーを逆手にとって、気持ち良くギャグにしているのはさすがです。
仕事が割り当てられるんですが、お姫さまのお世話。
これも普通なら嫌な性格で、それでいろいろあるんですが、逆にいい子で何もしなくていい。
姫のサフラとがメインのお話なんですが、ファンタジー世界でほのぼの系かと思いきや、感動ものに変化していきました。
泣きましたよ。
後半には魔族を倒そうとする人間が出てきます。
主人公の澄人がサフラと仲良くなってきても、認めない魔王の部下。
魔王自身が悪いことをしたわけじゃないのに倒しに来る人間達。
感動のストーリーなのに、ギャグも入っていて、バランスの良さが光ってます。
ゆる~い主人公のギャグだと見せかけて、こんなに計算し尽くされたお話しだったなんて、前半じゃ予想出来ませんでした。
はむばねさんの作品を読んだことがない方にも、自信を持ってオススメ出来る作品です。