シナリオから見た登場人物の分け方

シナリオではキャラクターを四つに分けます。
主役、脇役、チョイ役、エキストラです。
主役はドラマのストーリーやテーマを貫く役です。
脇役はだいたいは随時出ていて、主役の友達や敵だったりします。
主役と違うのは、主役の考え方や感情を刺激したり対立したりして、主役の考え方や感情をハッキリさせると同時に、ドラマの進行をします。
チョイ役は、ドラマの進行にはあまり影響を与えませんが、そのシーンにはどうしても必要な役です。
客１、客２という感じの役です。
主役や脇役のように、性格を与えてはいけません。
キャラクターには個性を出すべきですが、チョイ役にあたるキャラクターは、その場所にいる人なら普通に話すようなことだけを話させるのがポイントです。
脇役とチョイ役を混合すると、ドラマがわかりにくくなるので注意してください。
チョイ役とエキストラの違いは、チョイ役には台詞がありますが、エキストラには台詞がありません。
キャラクターがどのポジションかを意識して、その役にふさわしい行動をとって、ストーリーをわかりやすく描いてください。