小説を書こうと思った場合、全く何も読まずに小説を書こうと思っても、それはなかなかうまくいきません。
やはり良い作品を参考にするのがベストだと思います。
しかし盗作やパクリということがあります。
知らない作品と似てしまうことがありますので、オリジナリティを出す工夫はそういった意味からも意識してください。
工夫と簡単にいっていますが、具体的にはどうすればいいかということについて、話したいと思います。
例えば桃太郎を例にするとわかりやすいと思います。
桃太郎のストーリーのポイントは以下の通りです。
1桃から生まれる。
2犬、猿、キジをお供にする。
3鬼を退治する。
これは漫画の王道ストーリーになっていると思います。
1桃から生まれるは、インパクトのある始まり方ということなので、漫画や小説だけでなく、あらゆる物語の基本のポイントです。
2犬、猿、キジをお供にするは、仲間を増やしていく過程です。
仲間が個性的で出会い方を衝撃的にすることで、面白さがグッと増していきます。
3鬼を退治するは、最後の敵を倒すことです。
バトル系の漫画だけでなく、目標をクリアすることがポイントです。
人気漫画はこの構造に沿っていると思います。
人気漫画の多くの作品は、インパクトがある始まり、個性的な仲間と出会い、勝利をする、もしくは目標をクリアしていく構造になっています。
漫画が桃太郎のパクリなんて思う人はいないと思います。
こういうふうに構造を理解して描けば、パクリと思われず良い作品の良い部分を取り入れることが出来ます。
良い作品を参考にして、良い作品を書いていってください。