朝食をとっていると脳はブドウ糖をエネルギー源として使いますが、食事を抜くと脳は別の物質をエネルギー源として使うことがわかってます。

カナダのオーエンス博士の実験によって明らかにされました。

断食中に何をエネルギー源として使うかを研究した結果、βーヒドロキシン酪酸(らくさん)が50パーセント、αーアミノ窒素とアセト酢酸が10パーセントずつで、ブドウ糖は全体の30パーセントにすぎなかったというのです。

脳はこのようなエネルギーの使い方をするので、朝食を食べなくても、脳へのエネルギーは不足しないのです。

頭がボーッとしたりふらついたりすることはないし、逆に頭は冴えわたります。

朝食を食べないとスタミナが出ないという考えも、朝食抜きを実践したことがない考え故です。

慣れないうちは身体に力が出ないように感じるでしょうが、個人差はありますが1~2ヶ月も続けて慣れてくると、朝食を食べていた頃よりもスタミナがついてくることを実感します。