ポルシェ整備 熱などによるオイルフィラーキャップの拡大 | ムラタチューン ポルシェ 整備

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ポルシェメンテナンスとトラブル
ポルシェ911,ボクスター,ケイマン,カイエンetc…のメンテナンスで気をつけるチェックポイントとポルシェ無料診断での事例を掲載

本日は、ポルシェ 964 カレラ2のオイルフィラーキャップの交換をご紹介します。

オイルフィラーキャップは、エンジンオイルの注ぎ口を閉めるキャップのことです。
ペットボトルのキャップ等と同じようにスクリュー式に回転させて、閉める形となります。
 

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お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ2を点検する中で、オイルフィラーキャップを
開け閉めを行なうとうまく閉まらないことが度々発生しておりました。

オイルフィラーキャップを外して調べてみると新品の状態に比べて口が広っていることが
確認できました。写真の左側が新品、右側がお客様のポルシェに付いていたものです。
若干ながら、大きさが異なることがご確認頂けます。

 

 

 

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エンジンルーム内という非常に高温な環境にあること。また長年開け閉めすることで、
オイルフィラーキャップの口が広がってしまい、発生したトラブルです。

緊急性のあるトラブルではございませんが、ここからエンジンオイルが漏れる可能性もございます。
また他のパーツに比べ、安価で新品に交換できることもあり、お客様に新品への交換をお勧め致しました。