ポルシェ整備 ブレーキホース劣化〜理想的な交換サイクル | ムラタチューン ポルシェ 整備

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本日は、ポルシェ 964 カレラ2のブレーキホースの劣化から理想的な交換サイクルをご紹介します。
お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ2は、発売から今年で約21年が経過しておりますが、
一度もブレーキホースが交換されておりませんでした。
 

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ポルシェ 964 カレラ2から取り外したブレーキホースを見てみると取り付け部分の金属がサビており、
また黒いゴム部分も劣化しているのが写真からもお分かり頂けるかと思います。

 

 

 

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ブレーキホースは、ブレーキペダルを踏んだ時にブレーキパッドに力を伝える保安部品です。
走行中、ブレーキホースにトラブルが発生すると重大な事故につながるため、とても厳しい安全基準が設けられております。従いまして安全基準のブレーキ性能を維持するためには、ブレーキホース交換を定期的に行わなければなりません。


では、理想的なブレーキホースの交換サイクルはどのぐらいなのでしょうか。

ムラタチューンでは、車検2回に付き、1回のブレーキホースの交換。
つまり4年に1回のペースでブレーキホース交換をおすすめしております。

4年以上ブレーキホースを交換されていないポルシェユーザーの皆様は、
一度点検に出されるのをお勧めいたします。