卵焼きの味で甘い派か塩辛い派か
よく話題になってました。(僕の周りだけか?)
僕は小さい頃から甘い卵焼きが大好きでした。
なので今、自分で作るときも砂糖をいれて甘ーい卵焼きにしています。
その後、料理業界に入り、勉強していくと砂糖の本当の力に驚いたんです。
その理由は
砂糖にはたんぱく質の凝固をやわらげる効果があるんです。
なので卵焼きがふっくらと柔らかく仕上がります。
卵の溶液に砂糖を入れておくと、熱によって卵のたんぱく質の分子が広がったあと、砂糖が結びつき、たんぱく質の分子の再結合を防ぐので、たんぱく質の凝固が遅れて、凝固したものはやわらかく、ふわっとした弾力性があります。
(少し難しい )
他の料理だとケーキを作るとき泡立てた卵白に砂糖が必要なのも同じ理由です。
反対に塩を入れると凝固が早くなります。
これを応用していろんな料理をしていくと一味ちがう料理が作れます。
ちなみに砂糖や塩には他にもいろいろなパワーが隠されています。
その解説はまた次の機会という事で
デルニエのレシピに合うワインやビール、チーズを楽天ショッピングモールにて
厳選してもらいました。
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デルニエワイン市場