うちの会社では、50歳を越えた管理職に対して『ネクストキャリアセミナー』を行います。
この『ネクストキャリアセミナー』とは、50歳を越えたという事実を本人に知らせる、一種のショック療法です。
私がこのセミナーを受けたのは、3年前の52歳の時でした。
セミナーは、自分がこのまま60歳の定年を迎えた時の退職金のシミュレーションと、年金のシミュレーションの資料を渡された上で、今後の将来について考えさせるという内容でした。
自分の年齢が50歳を過ぎたとき、薄々気が付いてはいましたが、気付かぬフリをしていましたが、流石にこのセミナーで突き付けられて、気が付かない訳には行きませんでした。
※私は長年単身赴任生活を送っており、会社から帰ったらじっくりと考える時間が沢山あります。だから余計に考えなくても良い事が頭に浮かび、定年後の生活について、漠然とした不安を感じていました。
この時期は、暗かったと思います。
将来についての漠然とした不安、あと数年で会社勤めが終わるがその後の生活イメージが湧かない。
どうすれば良いのか分からない。でも何かしなければ何も変わらない。
いろいろジレンマを抱えながら、過ごした時期にある転機が訪れました。
それは、次回に!