地元民は自由が丘（じゆうがおか）とは言わず、じゅぅがおかと言う。せっかちな東京人は言葉をつめて言う癖がある・・・。その自由が丘を、朝から速足・大股で歩き廻った。

今年初めて御覧の日の当たる坂道を歩いた、目黒通り沿いのガーデンが閉店してからは、買い物に行く機会が無くなり、この道を通らなくなったのである。

坂の向こう側は奥沢、我が家はこの道先の左手・・・・。

坂を上った所が長屋門からの道、そこを左に行くと最近はお会式をやらなくなった立源寺。ここに同級生が何人も住んでいてことがある。

立源寺前の道を進むと目黒通りにぶつかる、昨日工房へ行った時通った道。

道の右手に庚申塚、東京の郊外だったこの辺りにはこの手の石碑が多い・・・・。

昨日オープンだったこの店を覗きに来たのである・・・。

これから行くスーパーへは御覧の信号を右へ渡らなければならない。正面は閉店をした、自由が丘シエルガーデン。この店に毎月、京都一保堂の茶を買いに来ていたのである。

態々この店を覗きに来たわけでは無く、これから行く処のついでに寄ったまで。店内を見て、もうここへ来ることは無いと思った。

今晩、近所のスーパーで会ったご近所さんもこの店を覗きに行き、わざわざ行くほどの店ではないと、アタシと同じことを言っていた。

昨日工房へやって来た同級生のお姉さんの爺さん、鳶の頭の家は写真のガーデンの右隣りだった。

今日、自由が丘を歩き廻った目的の一つが、畳屋と不動産屋へ持って行ったカレーを入れた容器の回収。

声をかけ出てきたのは姉さん、畳屋の大将はこの日もまだ二階で寝ているという・・・・。

畳屋の次に向かったのは不動産屋、その手前の二軒は同級生の家だった。肉屋の隣は以前は間野の牛乳屋、昨日も同級生の姉さんとこの辺りの話をしたところ。

不動産屋に着くと、ブラインドが下りていた。この写真を撮っているところに若旦那がお客さんと帰って来た。そこで空いた容器を受け取り、次なる目的地へ・・・。

不動産屋の裏が熊野神社、この前を抜け宝くじ売り場へ・・・・。

当たったことは無いが、ジャンボは毎回１０枚だけ買う。当たっても欲しい物は無いと売り場の姐さんと話をしていると、３０００円当たった！。

てんで、それもジャンボに回し、この日は宝くじ２０枚を買った。

宝くじ売り場から馴染みの薬局へ行き、買い物をしてから帰宅する。

この辺りで二番目に古い中華そば屋は１０年程前から行列ができるようになり、以後はご無沙汰。店の三代目と会えば言葉を交わすが、並んでまで食いたいとは思わない。

持ち帰ったカレーの容器を家に置き、近所の郵便局のATMより支払いを済ませ、家に戻ってからお隣さんへ駐車場代を払いに行った。この家は前記の鳶の頭の遠い親戚・・・・。

早足・大股で歩き廻ると背中は汗だく、そこで御覧のマシンを取り出し、シャツと首の間から背中に差し込み、ゴシゴシ・ゴシ！。

◆自由が丘◆