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漢方で毎日いきいき

健康・美容・分かりやすくがモットーです




こんにちは、名古屋市天白区で中国漢方を取り扱っております、むらせ薬局の村瀬紋です。


本日は流産についてお話しようと思います。




お腹の中の命が、ある日突然失われてしまったら、その喪失感はどれほどのことでしょうか。悲しみで立ち直れず、ご自身を責めてしまう方もいるかと思います。


それほどに、流産は心と体に深いダメージを与えてしまうのです。


でも、実は流産は特別なことではなく、妊娠した事のある多くの女性が経験していて、その数は妊娠経験のある全女性の40%とも言われています。




ではなぜ、流産はおこるのでしょうか。




一般的には、胎児の遺伝性疾患や何らかの異常が考えられますが、実際にはよく分からない、
つまり、原因不明の場合が多いのです。


中国漢方ではこのような原因不明の何度も繰り返すような流産には、母体の十分な休息と体質改善が必要であると考えています。



特に胃腸が弱く、やせていて、筋肉の力が弱く、疲労倦怠感の強いタイプの方はまずしっかり養生をして、体力を補うと良いでしょう。




また、中国漢方では体のエネルギーの源を「気」といいますが、この「気」の力が弱くなっていたり、赤ちゃんに栄養を与える血の働きが悪いと、赤ちゃんを子宮で育て続けることができなくなると、考えられています。



昔と比べ、現代の女性ははるかに栄養状態も良くなりましたが、不規則な生活やストレスなどから体が冷えている方がとても多いのです。



体が冷えることで、体内の血液の循環も悪くなり、子宮にも十分な血液が行きわたりません。


お腹の周りは体の中でも特に冷えやすい場所なのです。赤ちゃんの栄養が血液から得られていることを考えれば、体、特にお腹を冷やさない事はとても大切な事です。



また、無理なダイエットや偏った食事だと血液に悪い影響が出てしまいます。中国医学では、赤ちゃんは子宮の中の血でできたふかふかのベットで育つと言われています。


偏った食事やダイエットできちんと栄養が摂れないと血が足りなくなったり、血の栄養が不足したり、血が流れにくくなったりして、赤ちゃんに必要な栄養が不足してしまいます。



流産後は特に沢山の血を失いますので、規則正しい生活やバランスのとれた食事、十分な睡眠で体を休息させ、血の状態を回復させることがとても大切です。



流産は心にも深い傷を与えます。





心は体の影響を強く受けていますので、心の不調を感じたら、意識して体をいたわってあげましょう。体をいたわってあげることで、心も自然と癒されていきます。


流産後の養生が次の子宝への大事な第一歩となります。


あせらず、ゆっくり、前へ進んで行きましょう。




心と体の回復のお手伝いが必要な時はいつでもご相談くださいね。

天白区、平針でお待ちいたしております。




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こんにちは、名古屋市天白区で中国漢方を取り扱っております、むらせ薬局の村瀬紋です。


本日は子宝を望まれる方に漢方と西洋医学の併用についてお話ししたいと思います。


まず、中国漢方では西洋医学とは全く別の観点から子宝について考えています。


西洋医学は排卵が起こっていなければ排卵誘発剤を使用したり、ホルモン不足であればホルモンを補充したり、卵子と精子がうまく受精できなければ体外受精したりと対処療法的に治療します。


それに対して中国漢方は子宝に恵まれない原因をからだの中から考えていきます。


体が冷えていないか、胃腸が弱っていないか、ストレスがないかなどをみて、その人の体質に合った漢方を処方し、体質改善をしながら子宝に恵まれやすいからだにする、れが子宝に恵まれない方に対する中国漢方の考え方です。


西洋医学の治療との併用も大丈夫です。



むしろ、漢方でホルモンのバランスやからだ全体のコンディションを整えることで、本来備わっている妊娠する力を高めることができます。







西洋医学の治療は無理やり排卵させたり、外からホルモンを補充したりと、長く続けるとからだにとても負担がかかります。


特に中国漢方では女性は7の倍数でからだに変化が訪れると言われていて、14歳で初潮を迎え、21歳で女性のからだができ上がり、28歳で最も充実し、35歳で老化が始まると言われています。


現代では平均初産年齢が30歳を超えて、35歳を過ぎてから子宝を望む方も増えています。そのような方が西洋医学の治療を長く続けると人間の命の元となる「腎(じん)」という働きが低下し、月経や排卵にも影響が出てしまい、妊娠する力が弱まってしまいます。


漢方は年齢的に衰えがちな「腎」の働きを補うことができ、それが西洋医学の治療の成功率をさらに高めることになります。


また、体が冷えている人は「冷えをとる」、胃腸が弱っている人は「胃腸の働きを助ける」ストレスが強い人には「ストレスをとる」漢方を使い、体質改善を行います。



辛い治療に耐え、子宝に恵まれて、新しい命が誕生するまで妊娠を継続するためには母体の健康は欠かせません。


ご自分の為にも、新しい命の為にも、漢方でからだを整えてみませんか。


ご相談、お待ちしております。




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こんにちは、名古屋市天白区で中国漢方を取り扱っております、むらせ薬局の村瀬紋です。


本日は子宮筋腫と漢方の関係についてお話したいと思います。


子宮筋腫とは子宮の内側や外側の壁や筋肉の中にできる良性の腫瘍のことです。子宮筋腫がある方でも自覚症状のない場合もありますが、多くの場合月経過多や月経痛、貧血などの症状がみられます。


西洋医学の子宮筋腫の治療方法はホルモン治療や筋腫を取り除く外科手術が一般的ですが、子宮筋腫は一度治療しても再発する事が多い病気です。


そこで本日は、なぜ子宮筋腫になるのか、どうすれば予防できるのか、中医学の視点から考えてみようと思います。


まず中医学では子宮筋腫は「お血(おけつ)」であると考えられています。


「お血(おけつ)」とはいったい何でしょうか。


「お血(おけつ)」とは血が滞ることを言います。私達の体に流れている血液は体中をめぐって必要な栄養を体の隅々まで届けています。この血液が体の中で滞ることによって「お血(おけつ)」となり、心身の不調の原因となっているのです。




「お血(おけつ)」の三大症状として「痛み」「しこり」「黒ずみ」があります。子宮の周りの血液の流れが滞ることによって月経痛が酷くなったり、筋腫のようなしこりができたり、血色が悪くなったり、色素沈着しやすかったりなどの黒ずみの症状がでやすくなると考えられています。


では、どのような人が「お血(おけつ)」になりやすいのでしょうか。


日頃から冷え性の方、手足が冷える人は要注意です。温度が下がると水が凍るように、体が冷えると血流も悪くなります。


その為、一年中冷たい飲み物や食べ物は避け、体を温める温性の食品を採るように努めましょう。


また、血流が悪くなるような体を締め付ける下着や、ミニスカートなどの体を冷やすファッションを控え、お腹周りを冷やさないようにしましょう。


ストレスも関係しています。



私達の体には「経絡(けいらく)」といって“気の流れる道”があります。気とは人体に必要不可欠な生命を維持するためのエネルギーの総称であり、経絡に気がうまく流れずに滞っていると、心身に不調があらわれると言われています。


ストレスで気が停滞することにより経絡の周りの血の流れも悪くなって「お血(おけつ)」になりやすくなります。


過度のストレスを避けるためリラックスする時間を作るようにしましょう。また、敵度な運動は気血の巡りがよくなり内臓の働きも活発にしてくれます。


「お血(おけつ)」が気になる方で運動不足の人は散歩など軽い運動から始めるとよいと思います。


子宮筋腫の漢方処方は子宝を望まれている方、そうでない方、年齢、体質などによって違ってきます。


西洋医学の治療との併用もできますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。お待ちしております。


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こんにちは、名古屋市天白区で中国漢方を取り扱っております、むらせ薬局の村瀬紋です。


本日は人工授精や体外受精などの西洋医学の最前線の治療と中国漢方の関係についてお話ししたいと思います。


誰でも自然な形で子宝に恵まれればそれが一番ですよね。でも現状では10組のカップルがいればその内1組が子宝に恵まれずに悩んでいると言われています。


そんな中、人工授精や体外受精という選択をされる方も増えています。


人工授精や体外受精の技術の躍進により、少し前までは子宝に恵まれることが難しかった方でも赤ちゃんを授かる事ができるようになりました。とても素晴らしいことだと思います。


ただ、これらの治療には排卵誘発剤などをはじめとするホルモン剤を使用するため、人によっては副作用が出る場合があります。


もちろん全ての方に副作用が出るわけではありませんし、副作用が軽い人、重い人と副作用のでかたも個人差があります。






“人は自然と調和しながら生命活動を営む存在”であり、その調和が崩れると体や心に不調が
出るというのが中医学の考え方です。


1ケ月に1個の卵しか作らない卵巣に排卵誘発剤などで複数の卵を作らせることで、子宝に恵まれる可能性は大きくUPしますが、その分回数を重ねるごとに卵巣や体の消耗は激しくなります。


できるだけ治療の効果をあげるために、卵巣や体の消耗を抑えることが必要です。



漢方には西洋医学の治療で崩れた体のバランスを整え、減ってしまったエネルギーを補う働きがありますから、西洋医学と中国漢方を併用さることで双方に足りない部分を補い合うことができるのです。





また、様々な治療を行い、やっと子宝に恵まれたとしてもお母さんの体がボロボロの状態では育児を楽しむことはできません。3時間おきの授乳やおむつ交換など、産んだ後こそ体力も気力も必要です。




体のバランスを整え、体力、気力を補い、元気な子宝に恵まれますよう、私どもがお手伝いいたします。


人工授精、体外受精をお考えの方、産後の体調不良などでお悩みの方、お気軽にご相談くださいね。




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こんにちは、名古屋市天白区で中国漢方を取り扱っております、むらせ薬局の村瀬紋です。


本日はストレスと子宝の関係についてお話ししようと思います。


私どもの薬局を訪れて子宝についてご相談される女性の多くがストレスを抱えていらっしゃいます。


「子宝に恵まれたい」と悩む事もストレスとなりますし、周りから「赤ちゃんはまだ?」という何気ない一言もプレッシャーとなります。


そして毎月月経がくることでがっくりと落ち込み、自信を無くしていく、、、。



このようなストレスが積み重なる事によってホルモンのバランスが崩れ月経不順や月経痛、PMS(生理痛前症候群)など、からだの不調を引き起こす原因にもなっています。


ただ、現代はストレス社会で子宝の他にも職場や地域、家庭の中でストレスの原因となる事がいっぱいあります。


ストレスをためやすい方は、まじめで一生懸命な方が多いようです。そのようなまじめな方が「ストレスをためないようにしなければ!」と考えすぎることが逆にストレスになる事もあります。


そこで今日は毎日の生活の中に簡単に取り入れる事ができる、ストレスをやわらげるセルフケアの方法をご紹介したいと思います。


[香りでリラックス]


よい香はストレスをやわらげることができます。


好きな香りのアロマを焚いたり、レモンやしそなど香のよい食べ物を食べたり、リラックスできるハーブティなどをゆったりとした気持ちで飲むなど、生活にご自分が心地よいと思う香りを取り入れてみましょう。



[お風呂でリラックス]



忙しくてシャワーのみという生活になっていませんか?できればお風呂に入りましょう。


たっぷりの温かいお湯に浸かり、皮膚が受けた刺激が体中をめぐって脳に届きます。するととどこおった気血の巡りも良くなってストレスをやわらげ、リラックスすることができます。


毎日お風呂に入るなんて世界の中でも水資源の豊富な日本ならではの贅沢な習慣です。


この素敵な習慣を大事にしたいですね。



[深呼吸でリラックス]



人は吐く息でリラックスすると言われています。


イライラするとき、落ち込んでいるとき、すう息の3倍の時間をかけて細く長く、ゆっくりと息を吐きましょう。


何も考えずに息をすったり、吐いたりする事だけに集中することで脳に酸素が行き渡り、リラックスすることができます。


どこでも、いつでも、すぐにできる深呼吸、ぜひ試してみて下さいね。




ストレスをためて「こころ」に問題を抱えると、それが必ず「からだ」にも何らかの影響を与えます。


漢方はただ薬を飲むだけの医学ではありません。毎日の生活を見直して漢方の考え方を取り入れることができれば体のバランスが整いやすく未病(病気になる前の状態)の段階で不調をやわらげることができます。


ぜひ一度ご相談ください。


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【子宝に恵まれるために、、、私にできること】



こんにちは、名古屋市天白区で中国漢方を取り扱っております、むらせ薬局の村瀬紋です。



今、子宝に恵まれずに悩んでいる方が増えています。



しかもそれは年々増加傾向にあり、10組の夫婦がいればその内1組は子宝に恵まれずに悩んでいる、と言われるほどです。



これだけ多くの人が子宝に恵まれない原因はどこにあるのでしょうか。



原因は実に様々です。



その中には病院で検査しても夫婦とも特に問題のない場合もあります。



そのような場合は中国漢方の考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。


中国漢方は体のバランス、そして予防や養生をとても大切に考えています。



毎日の生活の中に漢方や中国漢方の考え方を取り入れる事で、自然と体のバランスが整い、子宝に恵まれやすい体になってゆくと思います。



そのためにできること、まずは、体を冷やさないことです。



どうして体を冷やしてはいけないのでしょうか。



それは、冷えることによって体の血流が悪くなるためです。



特に下半身は子宮や卵巣など赤ちゃんを育てる器官が集中した大切な場所です。骨盤付近が冷えることによって下半身の血流を悪くして、子宮や卵巣の働きを低下させてしまうのです。




冷えの原因は、過度の冷房や冷たい飲食物、薄着など毎日の生活の中にあることがほとんどです。



これらの生活習慣を少し見直すことで冷えは改善する事ができます。



「たかが、冷えぐらい」などと軽くみず、子宝を望むのであれば今日から体を冷やさな生活を、できる範囲からでも心がけてみませんか。




もう一つは月経不順や月経痛の改善です。



月経周期には個人差があります。



通常25日~35日間とされていますが、この月経周期が長くなったり短くなったりして、定まらない原因の陰には卵子の質が悪くなっていたり、排卵がうまくいかない又は無排卵になっていたりする場合も多いです。



また日本では酷い月経痛も「その人の体質」とあまり深刻に受け止められない場合が多いのですが、中国漢方では酷い月経痛や月経中の頭痛や肩こりなど、様々な不調の原因は「お血(おけつ)」といって骨盤付近の血流が悪化することによって子宮や卵巣に血液がスムーズに行き渡らないためにおこると考えられています。



中国漢方では「お血(おけつ)があると子宝に恵まれにくい」という言い伝えもあり「お血(おけつ)」を改善することが子宝につながると考えられています。



冷えや月経痛などの陰にはまだ病気になる前の未病が隠れていて、放置しておくと病気に進行してしまうこともあります。



病院に行くほどでもない、でもなんとなく不調、そんな症状がある方はぜひむらせ薬局にご相談ください。



お待ちしております。





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こんにちは、名古屋市天白区で中国漢方を取り扱っております、むらせ薬局の村瀬紋です。


今は少子高齢化の時代ですが、「赤ちゃんがほしい」「なぜ私は子宝に恵まれないのだろう」と悩んでいる女性の方が驚くほどたくさんいらっしゃいます。

子宝に恵まれない原因は女性ばかりではなく、男性にもあります。その割合は半分半分だとも言われています。でも、実際に悩んでいるのは女性の場合が圧倒的に多いのが現実です。

では、女性の方が子宝に恵まれやすい状態になるには、どうすればいいのでしょうか?



赤ちゃんは子宮に宿り、子宮で育ちます。


赤ちゃんが子宮に宿りやすく、その後もすくすくと育つためにはやはり、子宮の温度と状態が大切です。
子宮の温度を一定に保つことで卵巣や子宮を巡る血液の流れが良くなり、質の良い卵子ができ、子宮内膜も柔らかくなります。
反対に子宮が冷えると、水が冷えると氷になるように血液も冷えると固まりやすくなり中国漢方でいうお血(おけつ)という状態になります。
お血(おけつ)になると血液の流れが滞るため、月経時に下腹部や腰に痛みや不快な症状が出て、それをそのまま放置しておくと子宮の状態の悪化を招き、結果として赤ちゃんが宿りにくい体になってしまうのです。

女性の生理は初潮から閉経までおよそ400回あると言われていて、25~35日の一定周期でその間、妊娠を準備するプロセスを繰り返します。



皆さんは月経時にどのように過ごしていますか?

鎮痛薬を飲まないと耐えられないぐらいお腹が痛くなったり、寝込んでしまうほ体調が悪くなっても生理なんだから仕方が無いと我慢していませんか。


月経は子宮内の赤ちゃんが寝る血液のベット新しく作る準備をします。

今までの古い血液のベットをスムーズに体外へ排出して、新しい栄養たっぷりのふかふか血液のベットを作ります。

だから体が冷えて痛みやしこりがある状態だと赤ちゃんのベットを作る血液の交換がスムーズに行えません。



そのため生理の期間中はできるだけ体を冷やさず、生ものや冷たい物を控えて、短いスカートなど子宮を冷やす服装や激しい運動を避け、十分な栄養を補いゆったりと過ごすことが望ましいのです。

しかし、女性の社会進出に伴い、月経時だからといってゆったりと過ごすことが難しいのもよく分かります。

ただ、お母さんになりたいと願う全ての女性が月経の大切さや役割をきちんと理解し、ご自分の体や心をやさしくいたわることができると、「子宝に恵まれない」と悩む女性が少なくなると思うのです。

「お母さんになりたい」と願う女性の夢。その夢のお手伝いを我々はさせていただいております。

女性の相談員もおりますので、どうぞお気軽にご相談にお越しください。

お待ちしております。


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こんにちは、名古屋市天白区で中国漢方を取り扱っております、むらせ薬局の村瀬紋そして村瀬充代です。


このブログでは漢方の正しい選び方や使い方、子宝に恵まれるために何をしたらいいのか、といった話題をお話ししていきたいと思います。


様々な検査も治療ももちろん大切なことです。ただ私たちはそれに加え、子宝に恵まれやすいからだ作りも大切なことだと考えています。


現在は少子化の時代ですが、子宝でお悩みの方が増えているのもまた事実です。


現代人は「不規則な生活」や「食の変化」、また「ストレス」や「環境ホルモン」などの要因が複雑に絡み合い、その結果子宝に恵まれにくい状況におかれていると考えられます。


私たちは皆様ひとりひとりの体質や体調にあったやり方で、子宝に恵まれやすい「からだづくり」をお手伝いします。






ご相談を受ける方からは、こんな質問を多く頂戴します。


「雑誌で読んだ○○○という漢方を処方してもらえますか?」


「漢方で何を飲んだら子宝に恵まれますか?」




残念ながら、“これを飲めば必ず子宝に恵まれる”という漢方はございません。


ご相談者様おひとりおひとりと、じっくりとお話する中で、「皆様のおからだにあった」漢方を処方させて頂き、体調や体質を改善しながらその結果として「子宝に恵まれやすいからだ」になるようにアドバイスできればと考えております。


皆様が素敵な子宝に恵まれますまで、皆様の心と体に寄り添ってまいりたいと思います。


どうぞ宜しくお願い致します。









骨粗鬆症は骨強度の低下によって骨が脆くなり、骨折しやすくなる疾患です。

患者の80%が女性で、50代の女性では約10 人に1人、60代では約3人に1人、80代では約2人に1人と、骨粗鬆症は閉経以降の女性に多発しています。

体内カルシウムの変化

体の中のカルシウムの99%は骨に含まれていいて、骨はカルシウムの貯蔵庫といえます。

骨のカルシウム量は年齢と共に減っていき、男女ともに40代以降に減少しはじめますが、女性は時に更年期を過ぎると急激に低減します。

知っていましたか?

骨にカルシウムを一番多く貯金できるのは、小学校高学年から高校生のときです。この時期に沢山のカルシウムを骨に溜めておくと、年を取ってから骨粗鬆症の予防になるのです。

骨が作られるしくみ

私達の骨はどのように作られるのでしょうか。

骨は常に吸収と形成を繰り返して組織を新しくしています。

例えると家の修理に似ています。家の古くなった壁や屋根を取り壊し新しく作りかえる、この仕組みを骨のリモデリングといいます。

骨量は20代でピークを迎えますが、成長期が終わっても古い骨を壊して新しい骨を作る、この骨のリモデリング作業は繰り返されます。

なんと1年間で20~30%の骨が入れ替わって、新しく作られているのです。

骨のリモデリングが行われることによって骨の正常な形と強度を保ち、体を支えることができます。

このリモデリングが正常に行われないと、骨の強度が弱くなり体を支えることができなくなり、寝たきりなどの危険性も高まるのです。



ホルモンと運動

正常な骨の形成に欠かせないリモデリングに必要なのはホルモンと運動です。

特に女性ホルモンと副甲状腺ホルモンとの関係は深く、密接です。

閉経後女性ホルモンが減ったり、副甲状腺ホルモンが増えると骨吸収を促進し、骨粗鬆症になりやすくなります。

また骨は歩いたり運動したりして圧力がかかることによって強度が増したりリモデリングを調節したりします。

運動不足は筋力だけではなく、骨も弱らせてしまうのです。


骨粗鬆症の発症

壊れた家の修理が追いつかず家の柱や壁に穴が開くように、骨の吸収速度が骨の形成速度に追いつかないと、骨に小さな穴が多発します。

これが骨の強度の低下を招き、骨の変形、痛み、骨折などの原因となります。

骨折と言えば、事故やスポーツなどで強い力が骨にかかって起こりますが、骨粗鬆症では普段の何気ない行動でも骨折することがあります。

高齢者が大腿骨や股関節を骨折すると、寝たきりにつながりやすく、生活の質が著しく低下します。

 

骨粗鬆症の治療

中医学において、骨粗鬆症の原因は下記の4つであると考えられています。

①加齢
②運動不足
③不適切な飲食
④衰弱体質・病後


最近では過剰なダイエットと運動不足で30代の方でも骨密度の低下が問題になっています。

毎日の食事と病気は密接に関係しているのです。

生まれた時からコンビニがあり、それがライフスタイルに組み込まれているので、仕方が無い面もありますが、コンビニに売られているような 加工食品やファストフードにはカロリーだけで栄養はほとんどありません。

そんな食事ばかりだと栄養不足で病気になっても不思議ではないのです。

中医学は食事や毎日の生活習慣が病気の原因と考え、指導します。

食べ物はできるだけ素材のまま買い、調理して食べる。できればその季節の旬の野菜や果物を食べる、それだけでも食養生になるのです。


医食同源。

食べる事は治療することと同じだと考えて毎日の食事を考えてみてください。





骨粗鬆症の症状別の漢方処方です。ここに記すのはあくまでも例です。
患者さんそれぞれに体質があり、症状も様々です、気になる方はぜひご相談くださいね。

症状

膝と膝の関節に冷通、骨格変形・腰と膝がだるくて力が入らない・冷え・
尿量が多く尿の色が透明・性機能障害

処方

鹿茸製剤(ろくじょうせいざい)+独活寄生湯(どっかつきせいとう)

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症状

全身の骨痛・骨格変形・腰と膝がだるくて力が入らない・痩せ・筋脈
痙攣・精神不振・反応緩慢・脱毛・ほてり

処方

鹿茸製剤(ろくじょうせいざい)+独活寄生湯(どっかつきせいとう)

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症状

腰背部と手足関節の疼痛・筋肉萎縮・倦怠感・顔色不良・自汗・
浮腫・泥便状

処方

当帰製剤(とうきせいざい)+独活寄生湯(どっかつきせいとう)

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症状

全身の骨と関節の疼痛(夜に悪化する)・顔色が暗い・憂鬱気分

処方

冠心Ⅱ号(かんしんにごう)+独活寄生湯(どっかつきせいとう)


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆.。.:*・°

骨粗鬆症の漢方治療に興味のある方、まずはお気軽にご相談ください。


名古屋市天白区平針 地下鉄鶴舞線 平針駅すぐです。


20-30分くらいで具体的な症状をお伺いし、体質チェックなどを行います。


ひとりひとりの体質に合った漢方薬を処方し改善を目指します。その後、漢方薬の服用など、ご不明な点などがございましたら、お気軽にご連絡を頂ければと思います。


 TEL:052-802-9545 月~金09:00-17:00 (土: 09:00-17:00 )

むらせ薬局 担当:村瀬紋、村瀬紀子

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痛みが激しい時はとりあえず、休養することが大切です。

でもそのまま動かさないでいると筋肉が弱り、関節も硬くなってますます膝に負担がかかるようになるので、症状が落ち着いている時には無理のない程度に筋力を高める水泳や体操を行うと良いでしょう。


前回「変形性膝関節症の漢方治療」のコラムで体重が80kgを超えると危険度が適正体重の方より8倍も高くなるとお話しました。

肥満傾向にある方は体重のコントロールも必要です。


また、膝を極端に曲げる正座や和式のトイレを避けることや、膝への負担を和らげるために、階段の手すりや杖の使用を心掛けること、歩きやすい靴(かかとが低く、軽くて軟らかい)を選ぶことも大切です。





中医学では変形性膝関節症の食養生は補腎(ほじん)を中心として考えます。


補腎(ほじん)とは中医学独特の考え方で、臓器の腎臓のことではありません。


ホルモン系や泌尿器系、生殖器系、免疫系の働き全般を指し、私達の生命の根源を支えるものと腎といいます。


その腎が老化や様々な原因で弱ってくると、体のバランスが崩れて病気になるので弱った腎を補う補腎が必要となってくるのです。


中医学の食養生には日本では馴染みの薄い食材も多いのですが、少しでも毎日の食事に取り入れられるように工夫してみてください。


■陰虚(いんきょ)ほてりのある場合

すっぽん、鴨肉、桑の実

辛いものは避けましょう。


■陽虚(ようきょ)冷えがある場合

クルミ、羊肉、エビ

冷たいものは避けましょう。




膝関節をスムーズに動かすためには太ももの全面と背面にある筋肉が伸縮することによって支えられています。これらの筋肉を強化することによって膝のぐらつきによる痛みを抑えられる上に転倒予防にもつながります。


■関節の可動域訓練


可動域内の膝関節を曲げ伸ばしする訓練

重要なポイントは膝をしっかり伸ばすこと。できれば蒸しタオルを10分程度膝に当てたり、入浴中や入浴直後に膝を温めてから行うと効果的です。


■筋力訓練


膝周りの筋肉を強化し、膝関節の安定性を増す訓練



①椅子に座って膝の位置が変わらないように気を付けながら、片方のつま先を

天井に向けて膝を伸ばす。

膝が地面と平行になったら5秒程度保ち、ゆっくり膝を降ろす。両足それぞれ

10回づつ、朝晩2回行う。


②仰向けに寝て、片足を10㎝ほど上げ、5秒間保つ。その後、足を元に戻して

2~3秒間休む。同じ動作を繰り返す。(余裕があれば静止時間を長くしたり、

0.5㎏や1㎏の軽いウエイトを足首に巻いて行うとより効果的です)


まだ変形性膝関節症を発症していない人でもこんな症状があれば黄信号です。

・歩き始めがつらい

・階段の昇り降りがつらい

・正座がしにくい

・立ち上がる時に痛い

・膝の内側を押すと痛い

・膝に水がたまって腫れる


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関節・筋肉の痛みでお悩みの方、まずはお気軽にご来店ください。


名古屋市天白区平針 地下鉄鶴舞線 平針駅すぐです。


20-30分くらいで具体的な症状をお伺いし、体質チェックなどを行います。


ひとりひとりの体質に合った漢方薬を処方し改善を目指します。その後、漢方薬の服用など、ご不明な点などがございましたら、お気軽にご連絡を頂ければと思います。


 TEL:052-802-9545 月~金09:00-17:00 (土: 09:00-17:00 )

むらせ薬局 担当:村瀬紋、村瀬紀子

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