久し振りにトリニータネタ | トリニータこぼれ話

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■リスタートしたチームがいま立ち上がる
まず、3月11日に発生しました東日本大震災によりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申しあげますとともに、被害に遭われました皆様に厚くお見舞い申し上げます。

当初このコラムは第2節までの試合を踏まえて書く予定だった。15日の時点でリーグ再開の目処は立っていない。被災地の状況を鑑みれば当然の措置だろう。

この1年半ばかり、大分では絶えず募金活動が行われていた。深刻な資金難に陥ったトリニータを存続させるために、サポーターたちは街頭で声を嗄らし、店先には募金箱が置かれた。リーグから安定開催基金を借り入れ県からも救いの手を差し伸べられて、苦しいながらも迎えられた開幕。人事も刷新されるなか、今季にかける思いは並大抵のものではなかった。第1節、アウェイで岐阜を下し、いよいよホーム開幕を迎えようとする矢先の震災だった。

本来ならスタジアムで戦っていたはずの13日、サポーター有志は募金箱を抱えて街に立った。被災地への義援金を集めるために。大分FC社長・青野浩志も声明を発表した。「多くの方に支えていただいて今がある。だからこそ今なにができるのかを考え、サポーター・県民の皆さん、Jリーグと連携して被災された地域の皆様の復興に微力ながら最大限の支援を行って参りたい」。5年ぶりにユニフォーム胸スポンサーを得て新体制で臨んだ今季への意気込みが、社会全体へとひろがってゆく現場を見たい。

■小粒でもバランスの取れた組織を育てれば
8年ぶりのJ2となった昨季も、主力の流出によりまったく新しいチームとして始動したのだった。今年はさらにキム・ボギョンや東慶悟、チームの顔だった高松大樹らがいなくなり、大幅戦力ダウンによる弱体化が懸念されてか、各メディアの予想順位は軒並み昨季と同等かそれよりも下。高額年俸選手を抱えることのできないクラブはあらためて育成型へと方向を定め、育成に定評があるとされる田坂和昭・前清水コーチを新監督に招聘して総勢25人、平均年齢22.3歳という若いチームを組んだ。

顔ぶれを見れば確かに全体に小粒にはなったが、突出したタレントが少なくても全体にバランスの取れた編成になっている。ここ2年ほど即戦力のスピード系FWが不足していたが、今年は湘南から期限付で三平和司を獲得。裏への飛び出しや豊富な運動量による献身的な守備が光る選手だ。また熊本から移籍してきたMF西弘則はスピードのあるドリブルに加え判断の良さで前線を活性化。そしてこの西とコンビを組ませることにより、天才と呼ばれながら長らく燻っていたFW前田俊介が輝きはじめており、その類稀なるセンスが発揮されれば面白い。この数年不調に喘いだ森島康仁も復調しつつあり、前線のオプションは多彩だ。

Jマガより転記。


さすが地元の方が書くと贔屓目の内容になりますね。
まあ読むのには心地よい。
サポみんなが何と無く抱いてる期待感は結局そこですよね。
何と無く穴が少ないバランスの取れたチームになってる気がします。
個で突出した選手が居ないだけに、これは生命線でもありますからね。


長崎との練習試合に加えて、九州内のチームで試合が組まれるようで。
先日の熊本との練習試合も何らかの形で寄付を募る事をしても良かったような・・。
今考えると勿体無かったかな。完全非公開にしたのは。
社長の言葉も遅かったし。もっと早くアクション起して欲しかったな。
元々Jや地元自治体に支えられて存在してるクラブなんだから。
まあそれはともかく、チーム的には若い選手が実戦経験を得て
一気に成長してくれる事を望みましょう。