昔、テレビでも観たけれどネットフリックスにて改めて鑑賞。

リメイク元の『ベルリン天使の詩』よりも好きな作品です。

 

 

最近の映画はどろどろした人間関係の映画ばかりなのでこういったピュアな作品を観たくなりました。

『ベルリン天使の詩』は正直よく分からなかった。

若い女性が中年姿のおじさん天使を好きになる気持ちがいまだに分かりません。

その点、『シティ・オブ・エンジェル』はとても分かりやすくリメイクされて大人のおとぎ話になっています。

ただ結末は逆になっていますけど。

黒衣の天使は全員男性姿かと思っていたら、よくよく見ると女性姿も何人かいるのに気づきました。

改めて観直したら、メグ・ライアン演じるマギーという外科医がニコラス・ケイジ演じるセスという天使と目が合ったのは、マギーの死期が近い暗示だったのですね。

 

 

マギーに恋した天使のセスは人間となって生きていく決心をしたのは、果たして幸せという名の不幸だったのか。それとも不幸という名の幸せだったのか。

どちらにせよ、それが「人間」というものなのです。