ネットフリックスにて鑑賞。

 

 

 

恥ずかしながら、この映画で初めて「ウィニー」というファイル共有ソフトの存在と事件があったことを知りました。

大体、私は2ちゃんねるの存在自体知ったのも遅かったくらいですので。

2時間越えの作品ですが、それほど長くは感じられませんでした。といっても3日間くらいかけて観ましたけど。

裁判での陳述(でいいの?)は確かに古いアナログ人間の私にはちんぷんかんぷんで説得力に欠けて聴こえましたが、ITに詳しい人なら理解出来たのでしょうか。

そして映画では無実になるまでの7年間は映像になっていませんが、何故?

その頃には世間の関心も薄れていたからでしょうか。

別事件の警察内部の隠蔽工作の暴露についても最後はすっきりとしないままだったし。

 

ウィニーの開発者の金子勇氏をどうして演技下手の東出昌大が演じたのかが謎でしたが映画のラストで金子氏の映像を観て納得。おたく気質のしゃべり方が、いつまでたっても素人くささが抜けない演技の東出にそっくりなんですよね。さすがに体形は増量していましたけど。

一応主役は東出ですけれど、壇弁護士役の三浦貴大や脇を固めた役者陣の方が主役級の演技で映画を引き立てていました。

それにしても京都府警がわざわざ東京や群馬まで逮捕に行ったりするのにちょっと驚いた私でした(無知ですみません・・)