YouTubeにて期間限定公開を鑑賞。

マシュー・マコノヒーが好きなので観たのですが、この映画の存在は全然知りませんでした。

2012年制作で日本公開は2014年。

 

 

 

批評家大絶賛?レビューではかなりの高評価ですが私は低評価です。

130分も必要ですかね?

どうでもいい場面で時間を使いすぎだし全てのセリフが恥ずかしいくらい陳腐です。

脚本と監督は同一人物ですが、きっと若い頃に書いたのでしょう。

映画内ではいつの時代かは明確ではありませんが、スマホは出てこないし電話帳が出てくるのでおそらく80年代の設定でしょう。

マシュー・マコノヒーは映画のタイトルのマッドを演じていますが、殺人をして逃亡中という、もしかして間違いなのかと思ったら本当に殺人犯でした。

 

 

離れ小島で潜伏中に14歳のエリスとネックボーンに出逢うのですが、エリス役のタイ・シェリダンがなかなか繊細な演技で良いのですよ。見たことないと思ったら、なんと『レディー・プレイヤー1』の主人公だったのですね。といっても映画の内容も顔も全て忘れています。

ネックボーン役のジェイコブ・ロフランドは『スタンド・バイ・ミー』でのリヴァー・フェニックスによく似ています。絶対に意識して似せたのでしょうね。

 

 

マッドはリース・ウィザースプーン演じるジュニパーが現れることを待ち続けているのですが、金髪美女で長い手足だからというだけでスーパーにいる彼女をジュニパーだと思いますかね。

エリスは逃亡犯のマッドと知り合って逃亡の手助けをするだけでなく、両親の不仲に悩まされたり、上級生のメイ・パールに振り回されたりと忙しい青春を送ります。

んで、何故だかサム・シェパードが出演しているのにも驚きです。といっても若い頃の面影はなくて腹の出たオッサンで誰だか分かりませんでしたけど、よくこんな脚本なのに出演したなあと不思議です。

ラストは長い上映時間のわりに無理矢理まとめた感じでなんだかなあです。

ただね、映像はもの凄く綺麗なのですよ。ストーリーはおいといて、映像だけを観る価値はあると思います。

もひとつケチをつけるならば、マシュー・マコノヒーとエリスの父親役のレイ・マッキノンの顔がよく似ていて最初混乱したくらいでした。