日本プロ野球秋季特別興行一次予選は二試合であっけなく終了
完全三試合制で、同率なら上位球団が勝ち抜けという規則。どちらかが二勝すれば勝ち抜けるのはもちろん、二位の阪神は一勝一引き分けでもなんでも、同率の成績なら勝ち抜ける。にもかかわらず、あっさり連敗して終了
それも本拠地の甲子園で終戦を迎えるという、昔なら怒号飛び交い、ヘタすりゃファンがグラウンドに乱入するテイタラク
シーズン終盤にベンチを温め続けていた梅野と佐藤で先制し、中野にもタイムリーが出て幸先よく2点リードしたまではよかったが、直後に先頭打者をエラーで出してから9人攻撃を食らって逆転されると、あとは“いつもの”流れ
得点は、佐藤と中野のルーキー二人が叩き出した2点のみ。先頭打者をエラーで出塁させるとことごとく失点に繋がり、投手の自責点は0。再三得点圏にランナーを置きながらあと一本が出ず13残塁。今季の阪神の一年を凝縮したような試合で、全日程が終了した